雪の文様
高橋 喜平:著
四六判 146ページ
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-8329-1311-0(4-8329-1311-5) C1311
奥付の初版発行年月:1989年03月 / 発売日:1989年03月下旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-8329-1311-0(4-8329-1311-5) C1311
奥付の初版発行年月:1989年03月 / 発売日:1989年03月下旬
内容紹介
日本は雪の国である. この雪がめぐまれた日本の気候風土をつくり上げ, この雪が日本人の心をゆたかに育んできた.雪の研究で著名な著者が,ゆきわ,刀の鐔,浮世絵から陶器,織物,建築まで,歴史の中に広く雪の文様をたどり,写真と文章で綴るエッセイ集.
著者プロフィール
高橋 喜平(タカハシ キヘイ)
1910年(明治43年)秋田県六郷町生まれ.長年国立林業試験場にて雪崩の研究に従事,1971年(昭和46年)退職.以後文筆に親しむ.この間,日本エッセイストクラブ賞,日本雪氷学会賞,吉川英治文化賞等受賞.日本雪氷学会名誉会員.主要著書:雪国動物記,日本の雪,日本の雪崩,雪国博物誌,など.
目次
Ⅰ
○ゆきわ考
○土井利位の『雪華図説』
○マルチネットの雪の結晶図
Ⅱ
○雪,月,花の雪の文様
○鐔の雪文様
○浮世絵の雪文様
○枕草子の雪華文様
Ⅲ
○陶器のゆきわ文様
○陶器の雪華文様
○漆器の雪文様
○織物の雪文様
Ⅳ
○ベントレイの『雪の結晶』
○中谷宇吉郎の色紙
○日本雪氷学会の賞牌
○寛祐の深雪観音図
Ⅴ
○オリンピックのシンボルマーク
○雪華文様の校章
○雪華を象った記念碑
○現代の雪文様