アリオスト 狂えるオルランド[新装版] 下 Orland Furioso
ルドヴィコ・アリオスト:著, 脇 功:訳
A5判 546ページ 上製
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8158-1083-2 C0098
奥付の初版発行年月:2022年04月 / 発売日:2022年05月上旬
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8158-1083-2 C0098
奥付の初版発行年月:2022年04月 / 発売日:2022年05月上旬
内容紹介
波瀾万丈、奇想天外、痛快無比! 本書は、爛熟するルネッサンスの想像力が生んだ驚嘆の一大「ベストセラー」作品であり、悲劇的でありつつもコミカルで、抒情的でありながらも勇壮な――すべての要素をまとめ上げ、当時のヨーロッパ文学を完成の極致にまで高めた――めくるめく恋と冒険の物語である。「アリオストの叙事詩は、あらゆる種類の、多様で、豊かな美に満ちており、全編をすっかり読み終えたあと、またすぐに読み返したいと思うほどだ」(ヴォルテール)。
著者プロフィール
脇 功(ワキ イサオ)
脇 功(訳)
1936年生まれ
1964年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
ブール学院大学教授を経て、同大学名誉教授(2017年逝去)
本書により日本翻訳文化賞、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞を受賞
訳書:
ピランデルロ『ひとりは誰でもなく、また十万人』(河出書房新社、1972年)
レオパルディ『カンティ』(共訳、名古屋大学出版会、2006年)
ダヌンツィオ『薔薇小説1~3』(松籟社、2007-10年)
ブッツァーティ『七人の使者・神を見た犬』(岩波文庫、2013年)
ランペドゥーザ『ランペドゥーザ全小説』(共訳、作品社、2014年)
カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』(白水社、2016年)他多数
目次
第二十四歌~第四十六歌
訳注
訳者あとがき
固有名詞索引
【上巻目次】
訳者まえがき
第一歌~第二十三歌
訳注