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 段階ごとに構築する実践ガイド特別支援教育のカリキュラム・マネジメント

特別支援教育のカリキュラム・マネジメント 段階ごとに構築する実践ガイド

A5判 96ページ 並製
価格:1,210円 (消費税:110円)
ISBN978-4-7664-2756-1 C3037
奥付の初版発行年月:2021年07月 / 発売日:2021年07月下旬

内容紹介

10ステップで課題を見出し、解決へ導く

個別の指導計画と教育課程が連動するシステムの構築。そして、自立活動の指導を担う教師の成長を支える研修体制の整備。この2つを要として、現在の取組みに潜む課題を見つけ出す方法を提供し、解決に向けて段階を追って解説します。

▼カリキュラム・マネジメント構築について、初歩から具体的に指南。
▼研修形式の解説で、学校などでの取組みをサポート。
▼特典:各種シート等がダウンロード可能。

特別支援教育における「カリキュラム・マネジメントの構築」は、現場での戸惑いが大きい。
特別支援学校等への指導実績が豊富な著者が、自校の課題の洗い出し、基本の解説や事例紹介にとどまらず、筆者が開発したツールを用いて具体的な解決方法へ導く実践的な解説書。

著者プロフィール

一木 薫(イチキ カオル)

福岡教育大学特別支援教育ユニット教授。博士(障害科学)。
専門は特別支援教育(特に肢体不自由教育)。
筑波大学大学院人間総合科学研究科障害科学専攻博士課程単位取得満期退学。筑波大学附属桐が丘特別支援学校教諭を経て、2008年福岡教育大学へ、2017年より現職。
主著『重度・重複障害教育におけるカリキュラム評価』(慶應義塾大学出版会、2020年)、『障害の重い子どもの目標設定ガイド 第2版』(共著、慶應義塾大学出版会、2021年)、『特別支援教育の到達点と可能性』(共著、金剛出版、2017年)、『自立活動の理念と実践』(共編著、ジアース教育新社、2016年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに

HOP 特別支援教育のカリキュラム・マネジメントに必要な視点
 1.個々の学びと学校としての教育課程の接続
 2.自立活動の指導を担う教師の成長を支える研修体制
 3.カリキュラム・マネジメントに取り組む前提として必要な理解

Step 1 基本的な用語をしっかりおさえよう
 1.カリキュラムと教育課程、教育内容・内容・指導内容
 2.学習集団の編制、授業展開の方法、授業の形態
 3.個別の指導計画
 4.個別の教育支援計画
 5.年間指導計画、単元計画(指導案)
 6.2017年改訂の学習指導要領のキーワード

Step 2 教育課程編成の基準の理解を深めよう
 1.小学校や中学校の教育課程の基準
 2.特別支援学校の教育課程編成の基準

Step 3 各教科の指導と自立活動の指導
 1.自立活動の指導についての誤解
 2.各教科の指導
 3.自立活動の指導

Step 4 個の学びと学校としての教育課程の接続を理解しよう
 1.個別の指導計画のPDCAと教育課程のPDCAが連動するシステムの構
 築
 2.カリキュラム・マネジメントの「見える化」がなぜ必要か

Step 5 自校の「教育課程」を見直してみよう
 1.教育内容と授業時数を書き出す(「シートA」)
 2.こんなことになっていませんか?――教育内容と授業形態の混在

Step 6 自校のカリキュラム・マネジメントは機能している?(その1)
――学校教育目標から教育課程の編成、そして授業へ
 1.学校教育目標とめざす子ども像(「シートB」の1)
 2.教育課程の編成(「シートB」の2)
 3.授業の形態(「シートB」の3)
 4.個別の指導計画の作成(「シートB」の4)
 5.年間指導計画の作成(「シートB」の5)
 6.単元計画(指導案)の作成(「シートB」の6)

Step 7 「実施したカリキュラム」と「達成したカリキュラム」を確認しよう
 1.「実施したカリキュラム」と「達成したカリキュラム」
 2.授業担当者として取り組むこと(「シートC(個人用)」)
 3.学校組織として取り組むこと(「シートC(学校用)」)

Step 8 自校のカリキュラム・マネジメントは機能している?(その2)
 1.一人一人の授業者による学習評価の還元・活用(「シートD」の1)
 2.学校組織としての学習評価の還元・活用(「シートD」の2)

Step 9 「つながり」を「見える化」しよう
――カリキュラム・マネジメントの年間の流れ
 1.情報の集約と共有
 2.カリキュラム・マネジメントの1年間の流れ

Step 10 自立活動の指導を担う教師の成長のために何が必要か
 1. 教師の研修ニーズを把握する
 2. 自律活動の指導を担う教師の成長を支える研修体制
 3. 日々の授業から学ぶ
 4. 外部専門家の活用
 5. 日々の教育活動を研修の視点からとらえ直す

JUMP 各校の取り組みを参考に、新たなジャンプを!
 1.「教育課程を見直す必要があるのか?」
 2.「重度・重複障害の子どもたちに教科の指導は必要なのか?」
 3.「カリキュラム・マネジメントは教務部の担当でしょう?」
 4.「働き方改革で研修は増やせないが、研修ニーズは多様…」

Column 
 1 自立活動の内容の「6区分27項目」とは
 2 個別の指導計画の適切な書式とは
 3 地域の自立活動の指導力を高めるには

文献
■各シートの使用について


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