大正期日本のアメリカ認識
B7 302ページ 上製
価格：3,300円 (消費税：300円)
ISBN978-4-7664-0854-6(4-7664-0854-3) C3031
奥付の初版発行年月：2001年05月 ／ 発売日：2001年05月上旬
価格：3,300円 (消費税：300円)
ISBN978-4-7664-0854-6(4-7664-0854-3) C3031
奥付の初版発行年月：2001年05月 ／ 発売日：2001年05月上旬
内容紹介
太平洋戦争開戦前夜、大正期の知識人たちはいかなる対米観を抱いていたのか。その活躍に比して先行研究の少ない人物にもスポットを当て、知られざる近代史を人物像から照射する。
近衛文麿、宇垣一成、加藤高明、珍田捨己、米田實、半澤玉城、満川亀太郎など、政界や言論界など様々な分野から人物を取り上げています。
長谷川雄一
駒沢女子大学人文学部教授
庄治潤一郎
防衛庁防衛研究所戦史部第一戦史研究室長
戸部良一
防衛大学校国際関係学科教授
櫻井良樹
麗澤大学外国語学部助教授
賀川真理
阪南大学国際コミュニケーション学部助教授
杉山肇
東北公益文科大学公益学部教授
伊藤信哉
神田外語大学講師・秀明大学講師
五味俊樹
大東文化大学法学部教授
目次
近衛文麿の対米観 庄治潤一郎
ー「英米本位の平和主義を排す」を中心としてー
宇垣一成のアメリカ認識 戸部良一
加藤高明と英米中三国関係 櫻井良樹
排日土地法の制定とパナマ太平洋万国博覧会 賀川真理
ー珍田捨己の対米認識を中心としてー
米田實の対米認識 杉山肇/伊藤信哉
「自然淘汰」の世界観 五味俊樹
ー半澤玉城とその周辺ー
満川亀太郎の対米認識 長谷川雄一