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訳し上げと順送りの史的研究日本人は英語をどう訳してきたか

日本人は英語をどう訳してきたか 訳し上げと順送りの史的研究

A5判 662ページ 上製
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-588-44506-4 C1082
奥付の初版発行年月:2024年04月 / 発売日:2024年04月上旬

内容紹介

幕末・明治以降、近代日本の英語翻訳規範はどのように形成され、訳出の技法はどう展開してきたのか。読み手に負担を強いる「訳し上げ」規範の圧倒的優位に対抗すべく打ち出されてきた「順送りの訳」の有効性を、800点を超える英語翻訳研究書や手引き書を批判的・網羅的に分析することで明確に打ち出し、議論に終止符を打つ画期の書。日本通訳翻訳学会会長を務めた著者のライフワーク、ついに刊行!

著者プロフィール

水野 的(ミズノ アキラ)

水野 的(ミズノ アキラ)
1949年いわき市生まれ。1972年東京外国語大学ポルトガル=ブラジル語学科卒。(株)医学書院勤務。1988年より放送通訳と会議通訳に携わる。2002年から2007年まで立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授。2011年より2017年まで青山学院大学文学部英米文学科教授。元日本通訳翻訳学会会長。著書に『同時通訳の理論─認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)、共著に『放送通訳の世界』(アルク)、『リスニングクリニック』(研究社)など。編著に『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。2024年2月没。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき

第一章 翻訳調をめぐって─柳父章と山岡洋一が遺したもの

1.はじめに
2.柳父章の「翻訳調」批判
3.山岡洋一の「翻訳調」批判
4.山岡洋一と順送りの訳
5.おわりに

第二章 順送りの訳と情報構造

1.はじめに
2.情報構造・談話構造・作動記憶
 2. 1 情報構造について
 2. 2 情報構造と談話レベルとの関係
3.情報構造の主要な概念
 3. 1 英語の一般的な情報構造
 3. 2 主題構造(Thematic Structure)
 3. 2. 1 Hallidayの主題─題述構造
 3. 2. 2 Mauranenの主題─題述構造
 3. 3 旧情報と新情報
 3. 3. 1 新旧情報の定義
 3. 3. 2 主題構造と新旧情報の関係
 3. 3. 3 文脈と新旧情報
 3. 3. 4 Chafe の新旧情報
 3. 3. 5 Princeの分類
 3. 3. 6 語用論的前提と語用論的断定
 3. 4 Firbasの機能的文構成(Functional Sentence Perspective: FSP)
 3. 5 情報の重要度と焦点
 3. 6 焦点
 3. 7 焦点と前提
4.情報構造と訳読・翻訳
5.英日翻訳の訳し上げに固有の問題点
 5. 1 訳し上げの問題
 5. 2 複文における従属節の処理─主節の格下げ
 5. 3 制限用法の関係詞節
 5. 3. 1 情報追加型の関係詞節
 5. 3. 2 不定関係詞節
 5. 3. 3 主節が空の関係詞節
 5. 4 分裂文
6.情報構造と作動記憶
 6. 1 読みと作動記憶
 6. 2 Cowanの作動記憶理論
7.等価と7つの翻訳指針
8.おわりに

第三章 英語訳読史の展開─訳し上げと順送りの訳の系譜

はじめに

I.前 史

1.漢文訓読から蘭文訓読へ
2.蘭化亭訳文式
3.文法の導入と藤林晋山
4.『和蘭語法解』の関係詞節の訳し方
5.蘭学における訳読学習法

II.初期の英語の訳読法─幕末から明治末まで

1.英語教授法の時代区分
2.幕末から明治へ
 2. 1 本木正栄『諳厄利亜興學小荃』ほか
 2. 2 中濱万次郎『英米対話捷径』
 2. 3 阿部友之進(為任)『挿譯英吉利文典』
3.明治初期の英語学習─英文典の「直訳」と「独案内」
 3. 1 格賢勃斯『格賢勃斯 英文典直譯』
 3. 2 永島貞次郎 (訳) 『ピ子ヲ氏原板英文典直譯 (慶應義塾讀本)』
 3. 3 訳者不詳・ピネヲ氏著『通俗英文典 (上) (中) (下)』
 3. 4 柴田清凞 (編述) 『洋學指針英學部二編』
 3. 5 ブリンクリー『語學獨案内(上中下)』
4.明治10年代の学習書
 4. 1 青木輔清 (編) 『無類捷径英學童子解 初編』
 4. 2 斎藤秀三郎 (訳) 『スウヰントン氏英語學新式直譯』
5.固定的な訳語と改良案
 5. 1 森 三樹『英文讀法 綴字之部』
 5. 2 澤田重遠の直訳批判
6.関係詞節再読の変遷
 6. 1 藤田潜 (訳) 『クエッケンボス氏合衆国史直訳』
 6. 2 栗野忠雄 (訳) 『クワッケンボス氏英文典直譯』と栗野忠雄 (訳) 『斯因頓氏萬國史直譯(上)』
 6. 3 高木錦次郎『英語之良師』
 6. 4 林朴堂 (訳) 『クワツケンボス氏訂正増補合衆国史直譯』
 6. 5 ブリンクリー、エフ『新語學獨案内』
7.ニューナショナルリードル(リーダー)─明治20年代まで
 7. 1 第一リードル
 7. 2 第二リードル
 7. 3 第三リードル
 7. 4 第四リードル
 7. 5 第五リードル
 7. 6 リーダーへの不満と順送りの訳の萌芽
 7. 7 齋藤恒太郎の直訳批判と改良案
8.ニューナショナルリードル(リーダー):明治30年代
 8. 1 英語教授法研究会 (編) (松島剛校閲)『ニューナショナル第三讀本講義』
 8. 2 中村道夫 (訳) 『ニューナショナル第三読本直譯講義』
 8. 3 岩田可盛 (訳) 『ナショナル第三讀本獨案内』
 8. 4 イーストレーキ (訳解) 『ニューナショナル第三讀本獨案内』
 8. 5 松尾豊文 (訳) 『ニューナショナル第四讀本直譯註釋』
 8. 6 東京通信学院(編輯)『英語獨修全書普通科第7編』
 8. 7 元木貞夫『ニューナショナル第五譯讀解義上巻』
9.万国史の直訳
10.明治20年ごろの語学書
 10. 1 山田研一『詩文英語解釈』
 10. 2 井上勤 (訳) 『六ヶ月間英語卒業書』
 10. 3 齋藤平治『難文難句英語詳解』
11.先駆者─高橋五郎
  高橋五郎『英米語學獨案内─正則対話活用自在』
12.辰巳小次郎による順送りの訳の提案
  辰巳小次郎 『訓點英語讀本第一/第二』
13.坪内逍遥の新訓論
  坪内逍遥『英文評釋』
14.磯邊彌一郎の順送り訳
15.新楽金橘の「譯法三十則」
16.訳読改良から教授法改良へ
 16. 1 崎山元吉『外國語教授法改良説』
 16. 2 岡倉由三郎『外國語教授新論』
 16. 3 重野健造『英語教授法改良案』
 16. 4 外山正一『英語教授法』
 16. 5 松島剛のチャンキング
17.訳読擁護論
 17. 1 八杉貞則『外國語教授法』
 17. 2 岸本能武太『中學教育に於ける英語科』
18.明治30年代─その他の直訳批判
 18. 1 井上歌郎『英文和譯例題集』
 18. 2 中學英語研究会 (編) 『英文和譯獨練習 (中學英語叢書第二篇)』
 18. 3 蘆川忠雄『新案英語研究活法』
19.佐藤顕理の直訳擁護論
20.高橋五郎の訳読擁護と順送り訳への志向
 20. 1 高橋五郎 『最新英語教習法 一名外國語新記憶法 (訂正増補三版)』
 20. 2 高橋五郎『対照雙譯英語雑俎』
 20. 3 高橋五郎『英文譯解法』
21.南日恒太郎の英文解釈
 21. 1 南日恒太郎 『難問分類英文詳解』 と南日恒太郎 『英文解釋法』 
 21. 2 南日恒太郎『英文和譯法』
22.菅野徳助・奈倉次郎における訳読の意義
23.戸川秋骨の順送りの訳
24.増田藤之助・佐久間信恭の直訳批判
  増田藤之助・佐久間信恭 述 [他] 『英語講話 (早稲田通俗講話8編)』 
25.村田祐治─直読直解法前史
 25. 1 村田祐治・二木要 (編) 『新撰分類英文佳句難句集』
   村田祐治『英文佳句難句集詳解(第一巻第一回)』
 25. 2 村田祐治「飜譯と直讀直解」
26.小日向定次郎の順送りの訳
 26. 1 小日向定次郎「翻訳の苦心」(『英語世界』3巻5号)
 26. 2 小日向定次郎 (訳註)『戀と戰 (英語世界叢書第一編)』
27.横地良吉の順送り訳
  横地良吉『正義の鐘(英語世界叢書五)』
28.佐川春水の順送りの訳
 28. 1 佐川春水『湖上の怪物』
 28. 2 佐川春水『旅の恥─クリスマス奇譚』
 28. 3 佐川春水『プッシング講義』
29.初等英語叢書の順送りの訳
  『英語研究』記者(編著)『アラディンのランプ (初等英語叢書第7編)』
30.松浦政泰の順送りの訳
 30. 1 松浦政泰(訳注)『親子六人漂流奇譚(対譯西洋御伽噺叢書第一)』
 30. 2 松浦政泰(訳注)『ガリバー旅行記』
31.岡倉由三郎『英語教育』における順送りの訳
 31. 1 岡倉由三郎『英語教育』
 31. 2 岡倉由三郎「A Queer People異様の民」
32.『模範英語解釋』における順送りの訳
33.文範に現れた順送りの訳
  芳賀矢一・杉谷代水『作文講話及び文範』
34.山田巌の順送りの訳
  山田巌『ユニオン第四讀本講義(上巻)』
〈小括〉

III.大正時代の訳読法

1.長谷川康・鈴木芳松の順送りの訳
  長谷川康・鈴木芳松『アルフレッド大王 上編』
2.村井知至・大橋榮三の順送りの訳
  村井知至・大橋榮三 (訳) 『西洋徒然草』
3.村田祐治の『英文直讀直解法』
 3. 1 村田祐治『英文直讀直解法 附和文英譯』
 3. 2 村田祐治『英文自修叢書 第1編─第3篇』
 3. 3 直読直解法への批判
4.高桑駒吉の「読下直解」のための順送りの訳
  高桑駒吉『ナショナル第四読本正解 英語熟達ブック』
5.山崎貞の訳し方
  山崎貞『新英文解釋研究』ほか
6.吉田幾次郎の訳し方
  吉田幾次郎『最新高等英語獨習書』
7.橋本弘の訳し方
  橋本弘『英文和譯和文英譯 英語試験問題精解』
8.鬼島熊之助の構文解析法
  鬼島熊之助『英文機械的解釋法』
9.旧態依然の訳し上げ
 9. 1 神保格・石黒魯平『英文和譯活法』
 9. 2 岩脇莞爾『譯解本位の英文法』
10.南石福二郎の訳読擁護論─訳の上塗り
  南石福二郎『英語新教授法の實際』
11 鈴木芳松の順送りの訳
 11. 1 鈴木芳松『対譯詳註 趣味の英文叢話』
 11. 2 鈴木芳松『新式英文和譯狙ひ所』

IV.昭和前半 (戦前) の訳読法

1.浦口文治のグループメソッド
 1. 1 浦口文治『グループ メソッド』
  浦口文治『グループ式譯し方』
 1. 2 グループメソッドへの反応
 1. 3 グループメソッドと情報構造
2.岡田實麿の順送りの訳
  岡田實麿『英文和譯着眼點』
3.英語通信社編輯部の順送り訳
  英語通信社編輯部(英文解釋及文法)・
  イー,ガントレット(和文英譯及作文)『昭和七年度官公私立高等専門學校入學試驗英語問題詳解』
4.高垣松雄の修辞学と順送りの訳
 4. 1 高垣松雄『英文の鑑賞と分析』
 4. 2 高垣松雄 (訳注)『Pinocchio (研究社英文譯註叢書第46)』
 4. 3 高垣松雄 (訳注)『牛乳の壜他二篇 (譯註新興文學叢書1)』
5.法邑清三の順送りの訳
  法邑清三『最新要説英文和譯法』
6.Direct Methodからの訳読批判
 6. 1 澤村寅二郎の訳読批判
 6. 2 石川林四郎の訳読批判
 6. 3 語學教育研究所『外國語教授法』における訳読批判

V.昭和後半 (戦後) から現在までの訳読法

1.小野圭次郎の訳し上げ
 1. 1 小野圭次郎『英文解釈研究法』
 1. 2 小野圭次郎『新制英文の解釈研究法』
2.酒井善孝の訳し上げ
3.田中菊雄の「訳し下げ」
4.大和資雄の「頭から訳す」
5.梶木隆一の和訳擁護論と訳し上げ
 5. 1 梶木隆一「英文解釈の諸問題」
 5. 2 梶木隆一『重点演習英文解釈』
6.横井徳治の「構文変更」
7.岡本通の訳し上げ
8.中山茂の漸進的理解の方略─直読直解の明示化
9.宮内秀雄の漸進的理解
 9. 1 宮内秀雄『よくわかる英語問題の考え方』
 9. 2 宮内秀雄『新英語学習法』
10.藤井光太郎の順送りの訳
11.東大学生文化指導会の英文解釈
12.福原麟太郎の訳し上げと順送り
13.原仙作『英標』の訳し上げとわかりにくさ
14.岩田一男の「訳し下げ」
15.志賀武男の直読直解論と訳し上げ
16.喜多史郎の順送りの訳と翻訳技法
17.河村重治郎・吉川美夫の順送りの理解
18.渡邊茂の「英語で考える」
19.朱牟田夏雄の英文解釈論
 19. 1 朱牟田夏雄『英文をいかに読むか』
 19. 2 朱牟田夏雄『翻訳の常識─読解力から翻訳力へ』
20.芹沢栄の訳し上げ
21.柴田徹士の「訳はひとりでにできる」
22.中西信太郎・門倉康夫の「頭から読む」訳し上げ
23.奥幸雄・西村二男の「知覚の方略」
24.宮田幸一の「改良されたTranslation Methods」
25.宮田明夫の訳し上げ
26.佐藤秀志の理解のための分割読み
 26. 1 佐藤秀志「読解力」
 26. 2 上田明子の「分割読み」批判
27.多田正行の「訳に現れない思考」
28.伊藤和夫の登場
 28. 1 伊藤和夫『英文解釈教室』
 28. 2 初期の伊藤の訳し方
 28. 3 『英語長文読解教室』の「文法をある程度無視した訳」
 28. 4 伊藤和夫『英文和訳演習[基礎編・中級編・上級編]』
29.中原道喜の順送りの訳と訳し上げ
30. 1970年代の英文解釈論など
31.佐々木高政の「英文解釈」 ?
 31. 1 佐々木高政『新訂 英文解釈考』
 31. 2 外山滋比古の賞賛
 31. 3 伊藤和夫の批判
32.高橋善昭の「形にこだわる読み」と順送りの訳
33. 1980年代後半の英文解釈論
 33. 1 中村純男の英文解釈論
 33. 2 豊田昌倫の「訳し下る」方式
34.西田実の「なるべく上から訳す」
35.「区切り読み」の諸相
 35. 1 松村幹夫の「リーディング」は新しいか
 35. 2 佐藤忠志の「英文解釈法」
 35. 3 RIC方式の直読直解
 35. 4 茅ヶ崎方式は「理解」できるか
 35. 5 英文解釈において技術とは何か
 35. 6 中尾孝司の「直読直解方式」
 35. 7 牧政治の番号つき「訳し方」
 35. 8 山崎健生の「スラッシュ式」は何のためか
 35. 9 松本茂の英文解釈は「なっとく」できるか
 35. 10 寺島美紀子の記号研方式は何が違うか
 35. 10. 1 茅ヶ崎方式(茅ヶ崎方式英語会)への批判
 35. 10. 2 RIC方式(Rapid Interpretation Course)への批判
 35. 10. 3 SIM方式(Simultaneous Interpretation Method) への批判
 35. 11 示村陽一のFIFO方式
 35. 12 本正弘の直読発想
 35. 13 安河内哲也の「直読直解」への道
 35. 14 伊藤剛・吉村和明の読解法
 35. 15 区切り訳への批判
 35. 16 今井宏のスラッシュ否定論と順送りの訳
36.天満美智子の「英文読解法」はどこが新しいのか
37.谷口賢一郎のスキーマ理論と機能文法
38.安井稔の「補助線」としての訳
39.奥井潔の訳し上げ
40.澤井繁男の訳読擁護論と訳し上げ
41.鎌田浩毅・吉田明宏の「構造理解」
42.越智睦人の構造把握の方法
43.英文解釈と情報構造
 43. 1 表三郎の「ポスト構文主義」
 43. 2 西きょうじの情報構造
 43. 3 富士哲也の情報構造と読解
 43. 4 その他情報構造を取り入れているもの
 43. 4. 1 新旧情報を取り入れているもの
 43. 4. 2 薬袋義郎の前提(Premise)と焦点(Focus)
 43. 4. 3 大矢復の情報構造
 43. 4. 4 大塚巌の順送りの訳と情報構造
44.根井雅弘─経済学者の順送りの訳
45.北村一真の「思考プロセス」を重視した英文解釈
〈小括〉

第四章 翻訳者・通訳者たちの順送りの訳

はじめに

I.翻訳者たちの順送りの訳
1.別宮貞徳の「追叙的な訳」
2.中村保男の「頭から訳す技法」とサイト・トランスレーション
3.安西徹雄の「翻訳英文法」
4.加島祥造の「読者に後戻りさせぬ文章」
5.小澤勉の順送りの訳
6.亀井忠一の「頭からの翻訳法」
7.井上健の「構造変換」
8.成瀬武史の「記憶の負荷値」
9.飛田茂雄の「順序どおりに訳せ」
10.平子義雄の「先に言われたものを先に」
11.田原利継の「正順訳」
12.井上一馬の「基本中の基本」として「前から訳す」
13.竹下和男の「頭から訳す」
14.田辺希久子・光藤京子の順送りの訳
15.越前敏弥の「左から右へ読む」
16.真野泰の「直線訳」
17.岡田信弘の「訳し下げ」
18.鍋島弘治朗とマイケル・ブルックスの「順行訳」

II.通訳者たちの順送りの訳
1.大谷敏治の順送りの訳
2.福井治弘・浅野 輔の「文頭からの翻訳」
3.金山宣夫の「片っぱしから流」と「アワビ採り流」
4.松本兼太郎の「頭ごなしの訳」
5.松尾弌之の「順おくりの訳」
6.小林薫の「頭から読み下ろし、訳し下ろす」
7.船山仲他の「同時通訳における語順と記憶」
8.八島智子の「通訳術の分析」
9.篠田顕子・新崎隆子の 「文頭からの順送りの理解」 と 「順送り訳出」
10.近藤正臣の「同時通訳と翻訳から学ぶ後置修飾節の訳し方」
11.染谷泰正の「頭ごなしの訳文」(SG訳)
12.水野的の「発見的手法としての順送りの訳」
13.西尾道子の「日英同時通訳における情報構造保持と通訳文の語順」
おわりに

第五章 訳読の方法と課題─ミル 『自由論』 の翻訳を例に
1.はじめに
2.ミル『自由論』(J. S. Mill: On Liberty)の邦訳
3.例文1
4.例文2
5.訳読の復権に向けて

あとがき

文 献
人名索引
事項索引


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