大学出版部協会

 

世界戦争

叢書・ウニベルシタス1030
世界戦争

四六判 238ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-588-01030-9 C1310
奥付の初版発行年月:2015年07月 / 発売日:2015年08月上旬

内容紹介

世界戦争とは、人間が世界に対して行う戦争である。この戦争でわれわれの相手となるのは、われわれが乗っている船、すなわち、この地球である。この戦いに勝とうと敗れようと、われわれには沈没か消滅のいずれしかない。古来から現在までさまざまなかたちで出現する戦争について、現在フランスで活躍する最も高名な哲学者が自身の記憶を辿り、自伝的な逸話とともに、暴力、抗争、テロリズム、法とその起源の問題を論じる。

著者プロフィール

ミッシェル・セール(セール ミッシェル)

(Michel Serres)
1930年フランス南西部のアジャンに生まれる。海軍兵学校、高等師範学校を卒業。数学、文学、哲学の学位を取得。58年からクレルモン=フェランの文学部で教鞭をとり、ライプニッツ研究で文学博士となる。69年からパリ第1大学教授として科学史講座を担当。数学、物理学、生物学の研究に加え人類学、宗教学、文学などの人間諸科学に通暁する百科全書的哲学者としてフランス思想界の重要な一翼を担い、科学的認識と詩学とを統一的な視野に収め、西欧的思想の限界に挑む。90年からアカデミー・フランセーズ会員。邦訳された著書に、『火、そして霧の中の信号──ゾラ』、『青春──ジュール・ヴェルヌ論』、『自然契約』、『パラジット──寄食者の論理』、『天使の伝説──現代の神話』、『ローマ──定礎の書』、『アトラス──現代世界における知の地図帳』、『小枝とフォーマット──更新と再生の思想』、『人類再生──ヒト進化の未来像』、『白熱するもの──宇宙の中の人間』、『カルパッチョ──美学的探究』(以上、法政大学出版局)など多数。

秋枝 茂夫(アキエダ シゲオ)

1931年生る。54年早稲田大学文学部卒業。64–67年ベルギー政府留学生としてルーヴァン大学高等哲学院に学ぶ。68年早稲田大学大学院博士課程修了。横浜市立大学教授を経て、同大学名誉教授。ベルギー国 王冠勲章オフィシエ章佩綬。
訳書:カイヨワ『戦争論』、ピアジェ『教育の未来』、モラン『二十世紀からの脱出』(以上、法政大学出版局)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章

第一章 乱闘

第二章 大洪水

第三章 戦争

第四章 戦争からテロリズムへ

第五章 世界戦争

第六章 《世界》の方舟

第七章 再び乗船

訳者あとがき


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