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平成23年度版 電験三種 理論

平成23年度版 合格マスター
電験三種 理論

A5判 332ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-501-21280-3 C3054
奥付の初版発行年月:2010年12月 / 発売日:2010年12月中旬

内容紹介

過去の出題傾向を分析し、重要事項を中心として解説。1テーマの重要事項と例題を見開き2ページで解説。受験者の学習の整理に役立つ。平成22年度の試験問題と答、また過去10年間の出題傾向の分析を掲載。

前書きなど

 電気事業法では,一定規模以上の電気設備を備えるビルや工場等の保安の監督者として電気主任技術者を定め,電気設備の電圧や種類に応じて,第一種,第二種及び第三種と免状が分けられています。この中で最も取得しやすいのが第三種電気主任技術者試験,いわゆる電験三種になります。
 本合格マスターシリーズは,電験三種受験者を対象とし,理論,電力,機械,法規の4巻構成として,必要な分野から学習を進めることができるように,内容を各巻ごとに完結させてあります。また,各項目については,分かりやすくするために,見開き2ページでポイントと例題を解説しました。例題と章末問題は試験の出題に準じた形式になっていますので,受験練習のつもりで解いてみてください。
 著者陣は,教育現場や企業における実践指導の実績と合格のためのノウハウを有するベテランであり,既出問題の分析に基づいて重点事項を厳選するという観点で内容を構成しています。本シリーズによって多くの方が合格されることを筆者とともに心から祈念しております。
 東京電機大学 電験研究会


目次

第1章 直流回路
 1.1 オームの法則
 1.2 抵抗の直並列接続
 1.3 抵抗の電圧降下
 1.4 対称回路の合成抵抗
 1.5 電気抵抗と抵抗率
 1.6 抵抗の温度係数
 1.7 ブリッジ回路
 1.8 キルヒホッフの法則
 1.9 テブナンの定理
 1.10 重ね合わせの理
 1.11 定電圧源・定電流源
 1.12 ミルマンの定理
 1.13 電力と電力量
 1.14 最大電力の条件
 1.15 RC回路の過渡現象
 章末問題

第2章 電流と磁気
 2.1 磁気に関するクーロンの法則
 2.2 磁界の強さと磁束密度
 2.3 アンペアの周回路の法則
 2.4 ビオ・サバールの法則と円形コイルの磁界
 2.5 磁気回路のオームの法則
 2.6 強磁性体の磁化
 2.7 フレミングの左手の法則と電磁力
 2.8 導体に作用する電磁力
 2.9 電磁誘導とファラデーの法則
 2.10 フレミングの右手の法則と誘導起電力
 2.11 自己誘導作用と自己インダクタンス
 2.12 環状コイルの自己インダクタンス
 2.13 相互誘導と相互インダクタンス
 2.14 自己インダクタンスと相互インダクタンス
 2.15 インダクタンスの直列接続
 2.16 電磁エネルギー
 2.17 電流と磁気に関するSI単位
 章末問題

第3章 静電気
 3.1 静電気に関するクーロンの法則
 3.2 電界の強さ
 3.3 電気力線と電束
 3.4 電位と電差位
 3.5 平行板コンデンサの静電容量
 3.6 同心球導体の静電容量
 3.7 コンデンサの並列接続
 3.8 コンデンサの直列接続
 3.9 コンデンサの直並列接続
 3.10 コンデンサに蓄えられるエネルギー
 3.11 誘電体に蓄えられるエネルギー
 3.12 静電気に関するSI単位
 章末問題

第4章 単相交流回路
 4.1 正弦波交流の発生と角周波数
 4.2 周波数・周期・波長
 4.3 瞬時値と位相
 4.4 平均値と実効値
 4.5 正弦波交流のベクトル表示
 4.6 L単独の回路
 4.7 C単独の回路
 4.8 RL直列回路
 4.9 RC直列回路
 4.10 RLC直列回路
 4.11 RL,RC並列回路
 4.12 RLC並列回路
 4.13 LC直列共振
 4.14 LC並列共振
 4.15 交流電力と力率
 4.16 電力のベクトル表示
 章末問題

第5章 三相交流回路
 5.1 三相交流の瞬時値
 5.2 三相交流のベクトル表示
 5.3 Y-Y結線
 5.4 Δ-Δ結線
 5.5 負荷のΔ-Y等価変換
 5.6 電源のΔ-Y等価変換
 5.7 コンデンサ負荷のΔ-Y等価変換
 5.8 三相交流回路の電力
 5.9 不平衡三相負荷回路
 5.10 ひずみ波交流
 5.11 ひずみ波交流の電力
 章末問題

第6章 電子回路
 6.1 電子放出と電界中の電子の働き
 6.2 磁界中の電子の動き
 6.3 真性半導体
 6.4 n形半導体とp形半導体
 6.5 ダイオード
 6.6 電界効果トランジスタ
 6.7 トランジスタの電流増幅率
 6.8 トランジスタの静特性とh定数
 6.9 トランジスタの等価回路
 6.10 トランジスタの増幅回路
 6.11 トランジスタの増幅度と利得
 6.12 波形整形回路
 6.13 演算増幅器
 6.14 発振回路
 章末問題

第7章 電気電子計測
 7.1 指示電気計器の種類と特徴
 7.2 可動コイル形・可動鉄片形計器
 7.3 指示電気計器の電圧波形と指示値
 7.4 交流ブリッジ
 7.5 分流器
 7.6 倍率器
 7.7 計器用変圧器と変流器
 7.8 計器の誤差と誤差率
 7.9 測定器の許容差
 7.10 単相電力の測定
 7.11 二電力計法
 7.12 三相無効電力の測定
 7.13 電力量の測定
 7.14 オシロスコープ
 7.15 ディジタル計測器
 章末問題

章末問題の解答

索引


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