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 イメージの本性デジタル写真論

デジタル写真論 イメージの本性

A5判 248ページ
定価:4,900円+税
ISBN978-4-13-080222-2 C3072
奥付の初版発行年月:2020年02月 / 発売日:2020年02月下旬

内容紹介

SNSやスマートフォンによって全面化するデジタル写真とは何か? その本性と可能性を松江泰治やヴォルフガング・ティルマンスらの具体的な作品を詳細に解析することで考察する.水や空気のように遍在することで透明化してしまったデジタル写真を真に見るための必読書.著者幻のデビュー論考「不可視性としての写真」(改訂版)も所収.

著者プロフィール

清水 穣(シミズ ミノル)

同志社大学グローバル地域文化学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序に代えて――Interview「デジタル写真の非同一性」

I デジタルの本性
 デジタル写真,この未知の領域
 カルチュラル・アナリティクスの限界と可能性

II モダニズム写真の再検討
 イクイヴァレント2017――安村崇「1/1」によるスティーグリッツの再解釈
 もうひとつの物語――「抽象の力」とスティーグリッツ

III モダニズムからポストモダニズムへ
 プロヴォークとコンポラ――「日本写真の1968」展
 ウィノグランドの謎,素描
 The memory leaves you for photography――大森克己の「sounds and things 2」

IV デジタル写真と松江泰治
 サイズ,時間,色彩――松江泰治のデジタル写真
 墓としての写真――松江泰治の『JP-01 SPK』
 ありえない主体の形成――松江泰治の「JP」,「マキエタ」,「パノラマ」のシリーズについて

V デジタル写真とティルマンス
 連続性とフレーム――ヴォルフガング・ティルマンスI,II,III
 リフレインと散種――ヴォルフガング・ティルマンスの「デスクトップ・タイプ」レイアウト

VI デジタル時代の現代作家
 断念と固執――鈴木理策の写真
 「キャンプ」の果て――蜷川実花の変容
 明るい部屋の外へ――高谷史郎「Topograph/ frost frame Europe 1987/Toposcan」展評

VII 写真をめぐる対談
 対談Ⅰ 写真の入口――倉石信乃×清水穣
 対談Ⅱ 写真の出口――倉石信乃×清水穣

VIII 付論
 不可視性としての写真


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