「産業科学技術」の哲学
四六判 192ページ
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-063806-7(4-13-063806-8) C105
奥付の初版発行年月:2005年03月
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-063806-7(4-13-063806-8) C105
奥付の初版発行年月:2005年03月
内容紹介
産業が持続可能な開発型に移行するいま,これからの科学技術研究はどのようにあるべきなのか.研究成果を効率的に実用化し社会へ還元していく研究手法を確立することの重要性を唱え,新しい研究方法論を提示.工学系研究者・技術者,そして産業界必読の書である.
目次
序章 研究者を取り巻く状況の変化
第1章 研究と社会の循環ループ
研究の社会的契約/研究と社会をつなぐ/進化する構造を持つ循環ループ
第2章 二つの研究方法論
研究と社会の間のギャップ/研究の夢・悪夢・現実/第1種基礎研究と第2種基礎研究/第1種基礎研究と第2種基礎研究がもつ固有の体系
第3章 技術と社会の相互作用
研究開発の事例/イノベーションのフラクタル的構造/技術と社会の関係
第4章 新しいディシプリンをつくる/技術と科学の歴史的関係/第2種基礎研究へ
研究の流れ/基礎知識に関する問題/ディシプリンとは/ディシプリンの相互関係/新しいディシプリンをつくる
第5章 本格研究:新しい研究方法論の確立へむけて