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鳥の渡り生態学

鳥の渡り生態学

A5判 340ページ
価格:6,050円 (消費税:550円)
ISBN978-4-13-060243-3 C3045
奥付の初版発行年月:2021年06月 / 発売日:2021年06月下旬

内容紹介

かつて多くの謎に包まれていた鳥類の季節移動――渡り――は,ジオロケーター,衛星追跡などの最新技術により,渡りゆく鳥たちの足取りを詳細に追うことが可能になった.鳥たちの渡り経路の解明から保全まで,第一線で活躍する研究者たちが鳥の渡り研究の最前線を紹介!

著者プロフィール

樋口 広芳(ヒグチ ヒロヨシ)

慶應義塾大学訪問教授,東京大学名誉教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 章 進展著しい鳥の渡り研究(樋口広芳)

第I部 渡りの経路
第1章 ハクチョウ類・ガン類・カモ類の渡り(嶋田哲郎)
第2章 タカ類の渡り(土方直哉,時田賢一)
第3章 小鳥の渡り追跡(小池重人)
第4章 海鳥類の渡り(山本誉士)
第5章 野外観察から明らかになる鳥の渡り(久野公啓,佐伯元子)
第6章 レーダーによる鳥の群れ追跡(田悟和巳)

第II部 環境利用と生活史
第7章 渡り経路の連結性(島﨑彦人)
第8章 渡りと生活史(山口典之)
第9章 渡りと気象(山口典之)
第10章 渡り鳥の生理機能(黒沢令子)

第III部 保全と管理
第11章 渡り鳥の保全をめぐる諸問題(澤 祐介,シンバ・チャン)
第12章 渡り鳥と感染症(森口紗千子)

終 章 これからの鳥の渡り研究(樋口広芳)

あとがき(樋口広芳)


Migration Ecology of Birds
Hiroyoshi HIGUCHI, Editor


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