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生態系の頂点に立つ哺乳類日本の食肉類

日本の食肉類 生態系の頂点に立つ哺乳類

A5判 320ページ
価格:5,390円 (消費税:490円)
ISBN978-4-13-060237-2 C3045
奥付の初版発行年月:2018年08月 / 発売日:2018年08月中旬

内容紹介

最大のヒグマから最小のイイズナまで——日本に生息する食肉類について,動物たちと向き合ってきた気鋭の研究者たちが詳細に解説.北海道から西表島まで,さまざまな自然環境に生息する食肉類について種ごとに紹介する日本で初めての食肉類の専門書.

著者プロフィール

増田 隆一(マスダ リュウイチ)

北海道大学大学院理学研究院教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 章 食肉類のなかの哺乳類学(増田隆一)

第I部 北海道
第1章 クロテン——人々を魅了してきた毛皮獣(村上隆広)
第2章 ヒグマ——日本最大の食肉類(増田泰)

第II部 北海道・本州以南
第3章 キツネ——広域分布種(浦口宏二)
第4章 タヌキ——東京都心部にも進出したイヌ科動物(斎藤昌幸・金子弥生)
第5章 イイズナとオコジョ——北方の小型食肉類 (アレクセイ アブラモフ・増田隆一)

第III部 本州・四国・九州
第6章 ニホンイタチ——在来種と国内外来種(鈴木聡)
第7章 ニホンテン——日本固有種(大河原陽子)
第8章 ニホンアナグマ——群れ生活も行うイタチ科大型種 (金子弥生)
第9章 ツキノワグマ——温帯アジアのメガファウナ(小池伸介)

第IV部 島嶼
第10章 シベリアイタチ——対馬の在来種と西日本の外来種(佐々木浩)
第11章 イリオモテヤマネコとツシマヤマネコ——島嶼個体群(伊澤雅子・中西希)
第12章 ラッコ——北方の海生種(服部薫)

終 章 これからの食肉類研究(増田隆一

Carnivores in Japan: Mammals at the Top of the Ecosystem
Ryuichi MASUDA, Editor


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