大学出版部協会

 

可視性と不可視性のはざまで

人種神話を解体する
可視性と不可視性のはざまで

A5判 296ページ
価格:4,800円+税
ISBN978-4-13-054141-1 C3336
奥付の初版発行年月:2016年10月

内容紹介

本来見えるはずのない人々の差異は,歴史・社会的にどのように徴づけられてきたのか.人種主義は社会階層,ジェンダー,民族の政治(ポリティクス)とどう複合してきたか.見えない人種が創られていく現場に,近代史と現代,日本とアジア・ヨーロッパ・アメリカの事例から切り込む.【シリーズ全3巻/第2回配本】


目次

序章 差異の可視性/不可視性(斉藤綾子・竹沢泰子)

第I部 被差別集団の人種化
1章 被差別部落の映画表象:差異と差別の可視性と不可視性(斉藤綾子)
2章 人種の形成:韓国の白丁の事例(金仲燮/髙正子訳)
3章 近代日本社会と被差別民の表象:「差異」の歴史的位相(吉村智博)

第II部 制度としての人種形成
4章 血の掟:アメリカ合衆国の法廷における人種の見えない常識(アリエラ・グロス/後藤千織訳)
5章 日本の天皇制と近代人種主義(タカシ・フジタニ/辛島理人訳)

第III部 移動のポリティクスと人種
6章 「移動民族」としてのロマと新人種主義:ヨーロッパ域内の人の移動をめぐるポリティクス(岩谷彩子)
7章 〈血〉の連続性とは何か?:現代の首都圏におけるアイヌ民族の隣接的共同性原理をめぐって(関口由彦)
試論 差異と差別の不可視化をめぐって(竹沢泰子)

索引(事項・人名)
執筆者・訳者紹介

Dismantling the Race Myth
Volume 1, (In)Visibility: Representation of Invisible Race
Ayako SAITO and Yasuko TAKEZAWA, editors


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