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東大塾 これからの日本の人口と社会

東大塾 これからの日本の人口と社会

A5判 304ページ
定価:2,800円+税
ISBN978-4-13-053027-9 C1036
奥付の初版発行年月:2019年01月 / 発売日:2019年01月下旬

内容紹介

地方消滅,若年人口の減少,働き方改革,移民,健康・医療問題,社会保障制度,貧困問題…….超高齢社会を迎えた課題先進国日本.最新の研究動向を踏まえ,超高齢社会の背景にある諸問題を直視し,状況を悲観することなく,リスクをチャンスと捉え成長型超高齢社会を構想する.


目次

まえがき

第1講  歴史と人口――歴史人口学からみる人口減少社会(鬼頭 宏)
はじめに
1 最新の人口推計が示す日本の未来
2 年齢構造の変化――生産年齢人口の減少と高齢者の増加
3 少子化の必然性
4 「静止人口」は国家目標だった
5 家族制度――超低出生率国には共通の特徴がある
6 人口波動――人口は増減を繰り返しつつ増加してきた
7 静止人口の先にあるもの――目指すべきは文明のパラダイムシフト

I 人口と地域

第2講 人口移動――都市と地域の人口問題(佐藤泰裕)
はじめに
1 日本の都市・地域
2 社会増減――人口移動による変化とその要因
3 順位――規則の法億と人口集中のメカニズム
4 大都市形成のメカニズム
5 都市規模の効率性
6 過剰都市化と政策の役割
7 自然増減と都市規模
8 若者の移動

第3講 地方創生――人口減少社会と地方創生(増田寛也)
はじめに
1 地方創生の課題
2 若年人材の都市部への流出とUターンの可能性
3 AI(人工知能),ロボットの可能性
4 シェアリングエコノミーの拡大
5 地域力向上について

第4講 希望――人口減少と労働問題(玄田有史)
1 地域と希望
2 地域と移動
3 地域と交流
4 希望活動人口へ

II 労働

第5講 働き方――人口減少社会における働き方を考える(大沢真知子)
はじめに
1 人口減少社会の到来
2 女性労働政策の3つのステージ
3 日本的雇用慣行を支える条件の変化
4 非正社員の増加と社会システム
5 長時間労働と女性の活躍

第6講 若者支援――人口減少社会における若者支援のあり方(工藤 啓)
はじめに
1 若者とは誰か
2 無業社会
3 企業と若者支援
4 失業者の対策
5 就職支援ではみたせないニーズ
おわりに

第7講 移民政策――人口減少社会における移民政策と日本の将来(上林千恵子)
はじめに――人の移動と国民国家
1 移民政策と移民の定義
2 移民政策の隘路――欧米諸国の経験から
3 日本の外国人労働者受け入れ政策または移民政策
4 今後の展望

III 社会保障と医療

第8講 社会保障――超高齢社会の社会保障制度(吉川 洋)
はじめに
1 人口減少/少子高齢化の下での経済成長
2 先進国の経済成長を生み出すのはイノベーション
3 経済社会の閉塞感
4 格差の「防波堤」としての社会保障
5 日本の財政で伸びているのは社会保障関係費
6 医療

第9講 医療――日本とシンガポールにおける在宅医療と遠隔医療の展開(武藤真祐) 
はじめに
1 医療法人 鉄祐会の取り組み
2 日本の医療の問題再考

第10講 人口と社会――持続可能な成長型超高齢社会をめざして(白波瀬佐和子)
はじめに
1 日本の将来推計人口
2 合計特殊出生率
3 日本の急速な人口高齢化の二つの側面
4 人口構造の変化と個人のライフコースの内容
5 高齢期の社会リスクとその対応――家族への役割期待とその限界
6 日本型福祉社会をめぐる二つの誤算
7 変わる高齢者像
8 人口構造の変化と個人のライフコースの変容
9 所得再分配効果は改善しているか?
10 社会保障は助け合いの制度
11 人口高齢化を格差の観点からみると
12 超高齢社会のお互いさまの新システム――助け合い/お互いさまの関係                 

あとがき


Todai Juku: Demography and Society
Looking for the Future in Japan
Sawako SHIRAHASE, editors


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