教育改革の社会学 市場、公教育、シティズンシップ
A5判 256ページ
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-051307-4(4-13-051307-9) C303
奥付の初版発行年月:2004年01月
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-051307-4(4-13-051307-9) C303
奥付の初版発行年月:2004年01月
内容紹介
教育に「市場原理」を導入する,先進国に共通した新自由主義的な教育改革は,なぜ試みられ,公教育をどこに連れてゆこうとするのか.教育への権利は「消費者の権利」でしかありえないのか.イギリスの現状を社会学的に徹底的に分析し批判することを通して,教育の公共性を再考し再生する条件を探る.
目次
謝辞
1 序論・社会学と教育政策
2 学校知識と社会性教育
3 権限委譲と選択——英国,アメリカ,ニュージーランド
4 新しい時代にむけた教師の専門職性の再形成
5 消費者の権利と市民の権利の対立
6 擬似市場の明示的/隠れたカリキュラム
7 学校改善と社会的インクルージョン——可能性と限界
8 新労働党(ニューレイバー),教育政策と教育研究
監訳者あとがき(堀尾輝久・久冨善之)