長期停滞の経済学 グローバル化と産業構造の変容
A5判 368ページ
価格：5,940円 (消費税：540円)
ISBN978-4-13-046088-0(4-13-046088-9) C303
奥付の初版発行年月：2005年12月
価格：5,940円 (消費税：540円)
ISBN978-4-13-046088-0(4-13-046088-9) C303
奥付の初版発行年月：2005年12月
内容紹介
1990年代以降，日本経済は「失われた10年」と言われる長期停滞に陥ってきた．供給サイド，主に生産性や企業の利潤率の低下にその理由を求めながら多様なデータに基づく定量的な分析を行い，日本経済を望ましい方向へ導く政策判断の基礎を提供する．
目次
序 章 投資行動の変容とグローバル化の進展からみた長期停滞
第1章 日本経済の長期停滞
第2章 設備投資理論の進展と実証分析の多様化
第3章 設備投資変動と産業連鎖
第4章 金融環境の変化と設備投資変動
第5章 過剰設備，過剰債務，設備投資行動
第6章 ＩＴ投資活性化の要因
第7章 ＩＴ革命と生産性への寄与
第8章 アジア諸国の均衡為替レート
第9章 景気循環の国際的波及
第10章 持続的貿易黒字と為替レート変動