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生産組織の経済史

生産組織の経済史

A5判 376ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-046087-3(4-13-046087-0) C303
奥付の初版発行年月:2005年09月

内容紹介

経済発展を支える多くの経済活動は,特定の経済主体が集まってつくられる組織の中で行われてきた.本書は,近代産業の黎明期における生産組織の雇用契約や継続的・長期的な取引関係を分析することで,市場経済の発展を支えてきた組織の態様を明らかにする.


目次

序 章 生産組織の経済史(岡崎哲二・中林真幸)
第I部 工場制への移行
第1章 問屋制から工場制へ——戦間期日本の織物業(橋野知子)
第2章 工場制の定着——第一次大戦前期日本の石油精製業(内藤隆夫)
第II部 企業組織の成立と展開
第3章 近代的企業組織の成立と人事管理——第一次大戦前期日本の鉄道業(中村尚史)
第4章 工頭制度から直轄制度へ——戦前期中国の紡績業(王穎琳)
第5章 産業報国会の役割——戦時期日本の労働組織(岡崎哲二)
第III部 分散型生産組織の発展
第6章 分散型生産組織の「新展開」——戦間期日本の玩具工業(谷本雅之)
第7章 「部品供給—調達システム」の発生と淘汰——戦前・戦後期日本の機械工業(加賀見一彰)


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