サービスVRの挑戦 バーチャルリアリティからメタバースへ
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-043044-9 C1004
奥付の初版発行年月:2023年06月 / 発売日:2023年06月下旬
バーチャルリアリティ(VR)は、疑似体験だけでなく、メタバース(仮想空間)へとその技術を進化させている。新しいサービス空間が創出されている今、サービス産業はVRをどのように活用できるのか、またどのようなVRがサービス産業に必要とされているのかを考察する。
廣瀬 通孝(ヒロセ ミチタカ)
東京大学名誉教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに
序章 見えてきた社会の潮流とVR――コンピュータ技術の現況と本書の問題意識(廣瀬通孝)
第I部 サービスVRとサービス業
第1章 VR技術のこれまで――バーチャル体験からメタバースまで(廣瀬通孝・青山一真)
第2章 サービスVRの誕生――技術によるコンテンツの創出(廣瀬通孝)
第3章 サービスVR研究のいま――人間の身体と行動の変容を拡張する(廣瀬通孝・雨宮智浩・青山一真)
第II部 コロナ後のVRとサービス産業
第4章 ポストコロナ社会に向けての哲学――自律分散型システムの構築(廣瀬通孝)
第5章 リモート社会の進展とCSCW――様々なメディアを利用した共同作業支援技術(葛岡英明)
第6章 サービスデザインの課題とVRへの期待――ツーリズムを例として(武山政直)
第7章 サービスVRと社会――モビリティサービスと高齢者市場への貢献(廣瀬通孝・青山一真・伊藤研一郎)
第III部 メタバースとその世界
第8章 VRからメタバースへ――概念と技術と価値(廣瀬通孝・伊藤研一郎)
第9章 メバース空間と価値の循環――大規模VR経済圏は構築可能か?(伊藤隆敏)
第10章 メタバース空間のルール――ユーザ保護とその対策(伊藤研一郎)
終章 VRと社会の相互関係――サービスのエッセンスに迫る努力(廣瀬通孝)