地球環境保護への制度設計
A5判 416ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-040194-4 C303
奥付の初版発行年月:2007年01月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-040194-4 C303
奥付の初版発行年月:2007年01月
内容紹介
経済学で培われてきた視点や道具立てをベースに,地球環境問題への対処に大きな役割を果たすことを期待される京都議定書に盛り込まれた政策的課題等を,具体的な事例をふまえながら丁寧に解説.地球環境問題解決への経済学からのメッセージ.
目次
序章 地球環境問題と京都プロトコル(奥野正寛・清野一治・黒田昌裕)
第I部 経済と環境:国際協調の意義
1章 経済発展と環境問題(矢口優・園部哲史)
2章 環境規制の経済分析(清野一治)
3章 国際相互依存下の環境政策(石川城太・奥野正寛・清野一治)
4章 地球温暖化抑制政策の規範的基礎(鈴村興太郎・蓼沼宏一)
第II部 京都メカニズム
5章 環境保全のコストと政策の在り方(黒田昌裕・野村浩二)
6章 不完全なモニタリングと国際的な排出権取引の効率性(小西秀樹)
第III部 京都プロトコルと南北問題
7章 国際環境援助の動学分析(松枝法道・柴田章久・二神孝一)
8章 途上国の森林問題(大塚啓二郎)
9章 東アジア経済の相互依存と環境保全のモデル分析(新保一成・平形尚久)
終章 残された課題(大塚啓二郎)