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 行為からはじまる知覚カントの自己触発論

カントの自己触発論 行為からはじまる知覚

A5判 360ページ
価格:9,020円 (消費税:820円)
ISBN978-4-13-016042-1 C3010
奥付の初版発行年月:2021年03月 / 発売日:2021年03月上旬

内容紹介

カント哲学における知覚経験の理論をめぐって,「自己触発」という主題を手がかりに現代哲学の文脈から捉え直す意欲作.ハイデガー,メルロ=ポンティらの現象学,マクダウェルらの英米圏哲学などとの比較検討を通じて,カント哲学の核心部をなす純粋悟性概念の演繹の解釈に迫る.

著者プロフィール

中野 裕考(ナカノ ヒロタカ)

お茶の水女子大学文教育学部准教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序論 「乗り越える」とは別の仕方で

第一部 自己触発
第一章 超越論的感性論における自己触発
第二章 超越論論的演繹論における自己触発
第三章 カントのエナクティヴィズム
第四章 現象学の自己触発論との関係――ハイデガー,メルロ=ポンティ,デリダ,アンリ

第二部 意識に与えられたものの内容
第五章 概念主義論争におけるカントの位置――ハナとマクダウェルの間で
第六章 「直観の形式」と「形式的直観」――「カント的二元論」の解消
第七章 時間の超越論的観念性
第八章 カントの実在論――観念論論駁

第三部 カテゴリーの超越論的演繹
第九章 『純粋理性批判』初版と『プロレゴメナ』の問題点
第一〇章 『純粋理性批判』第二版演繹論前半の証明構造
第一一章 『純粋理性批判』第二版演繹論後半の証明構造

結論 行為からはじまる知覚


Kant on Self-affection:
Perception from Action
Hirotaka NAKANO


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