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世阿弥の稽古哲学 増補新装版

世阿弥の稽古哲学 増補新装版

四六判 360ページ
定価:4,000円+税
ISBN978-4-13-010146-2 C3010
奥付の初版発行年月:2020年05月 / 発売日:2020年05月下旬

内容紹介

芸道思想の古典とされる世阿弥の伝書.そこに秘められた深い稽古の智慧.『風姿花伝』だけ読んだのでは見えてこない,伝書全体の根底に潜む壮大な稽古の逆説的ダイナミズム.「無心」「劫来」「我意分」「離見の見」――その稽古哲学を読みとく試みである.

著者プロフィール

西平 直(ニシヒラ タダシ)

京都大学大学院教育学研究科教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに
1章 伝書はいかなる視点から読まれてきたか――そしていかに読みうるか
2章 伝書理解のための補助線――理論枠組みの設定,そして作業図
3章 稽古の教えに秘められた智慧――稽古の「次第梯登」
4章 稽古開始以前の子ども――「七歳をもて初めとす」が前提にした子どもの身体
5章 稽古における型の問題(研究ノート)
6章 伝書における無心の厚み
7章 伝書における二重の見――「離見の見」と「書く世阿弥」
8章 有主風と我意分――無心における創造性・主体性とはどういうことか
9章 息と音楽性――根底に流れる位相を稽古するとはどういうことか
10章 序破急――成就するとはどういうことか
結び――むすんで,ひらいて
補章 世阿弥の還相――〈他者〉の問題
あとがき
増補新装版 あとがき
「書く世阿弥」との対峙――西平直『世阿弥の稽古哲学』に寄せて(天野文雄)


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