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 死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学死の所有

死の所有 死刑・殺人・動物利用に向きあう哲学

A5判 408ページ
価格:6,380円 (消費税:580円)
ISBN978-4-13-010119-6 C3010
奥付の初版発行年月:2011年01月

内容紹介

死刑,安楽死,脳死,殺人,戦争,動物利用——さまざまな倫理的問題に潜んでいる虚構とは何か? 「人格」「所有」といった近代的な概念が可能にしている“死をめぐる思考”を問い直し,社会制度や宗教文化をふまえた,私たちの死生観の深層を探る.和辻哲郎文化賞,中村元賞を受賞者した『人格知識論の生成』から,さらに現代の課題に挑む渾身の一作.


目次

序 章 「涙の哲学」に向けて——「死」の誕生
第1章 死刑不可能論——死刑存廃論に潜む倒錯
第2章 「死ぬ権利」の欺瞞——安楽死の陥穽
第3章 生命倫理と死ぬ主体——胎児、代理母、クローン、そして死にゆく人
第4章 殺人者の人格性——虚構なのか適応なのか
第5章 殺された人の非存在性——「害グラデーション説」の試み
第6章 戦争という法外な殺戮——戦争をめぐる事実と規範
第7章 動物たちの叫び——動物実験と肉食の彼方
終 章 死に基づく認識論——生と死を貫く同一性


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