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感覚と論理を結ぶ思考法デザイン言語

デザイン言語 感覚と論理を結ぶ思考法

奥出直人:編, 後藤武:編
A5判 344ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-7664-0912-3(4-7664-0912-4) C72
奥付の初版発行年月:2002年05月

内容紹介

イメージや空間を操作し創造していくためのツール—デザイン言語。デジタル情報環境が急速に拡張する中で、デザインの中に失われつつある身体性を回復するために、「感覚」と「論理」の統合による新たなデザイン(思考法)を提示します。
著者は、隈研吾(建築)・東浩紀(思想)・塚本由春(建築)、佐々木正人(思想)・藤枝守(音楽)・港千尋(写真)原研哉(グラフィックデザイン)等、各界で先駆的に活躍する人々です。


奥出直人
1954年生まれ
1978年慶應義塾大学文学部社会学科卒業
1981年同大学院社会学研究科修士課程修了
1986年ジョージ・ワシントン大学大学院アメリカ研究科博士課程修了ph.D(American Studies)
1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士過程修了

後藤武
1965年生まれ
1993年東京大学大学院総合文化研究科(表象文化)修士過程修了
1998年同大学大学院工学系研究科(建築学)修士課程修了
隈研吾建築都市設計事務所勤務ののち、現在、慶應義塾大学環境情報学部専任講師(有期)。
2001年後藤武建築設計事務所設立。

目次



なぜいまデザインか                 奥出直人
デザイン言語を導入する               後藤武

I 空間と環境の系
  隈研吾—建築を社会へ投げ出す
  塚本由晴—観察と定着
  三谷徹—自然のかたちをつくる

Ⅱ 身体と知覚の系
  久保田晃弘—Design3.0:デジタル・マテリアリズム
  佐々木正人—レイアウトとアフォーダンス
  Scott S.Fisher—ヴァーチャルリアリティとデザイン
  高谷史郎—ダムタイプ・共同制作の可能性を探る現場
  藤枝守—聴くことからの表現
  茂木健一郎—クオリアと来るべき世界観

Ⅲ 平面とヴィジュアルの系
  東浩紀—ポストモダンと動物化するオタク
  永原康史—デジタルデザインの第二フェーズにむけて
  原研哉—新しい潮流は日常の未知化から始まる
  港千尋—予兆のマトリクス

索引


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