シリーズ20世紀中国史
シリーズ20世紀中国史2 近代性の構造
A5判 248ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-025152-5 C3322
奥付の初版発行年月:2009年08月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-025152-5 C3322
奥付の初版発行年月:2009年08月
内容紹介
20世紀前半の中国は,欧米や日本との密接な関係のなか,王朝体制の崩壊に象徴される政治的変化,工業化の模索にみられる経済的変化を経験した.近代化に向けた社会の制度化の過程を,中央や地方,国際社会,さらには領土認識,社会秩序の再編,経済秩序と技術の変容から明らかにする.
目次
総 論 近代・近代化・近代性(飯島 渉)
第I部 政治空間の再編
1 政治制度の変遷と中央・地方関係(金子 肇)
2 地域社会の構造(田中比呂志)
3 国際社会と中国外交(唐啓華)
4 歴史学者と国土意識(吉開将人)
第II部 社会秩序の変容
5 農村社会と政治文化(笹川裕史)
6 近代教育と社会変容(高田幸男)
7 都市中間層の形成と大衆の時代(岩間一弘)
第III部 近代化の位相
8 中国と世界経済(城山智子)
9 通信メディアの展開と国際関係(貴志俊彦)
10 衛生の制度化と近代性の連鎖(飯島 渉)