ジェシー・ターボックス・ビールズのアメリカ 写真が映し出した世紀末のアメリカ
杉山恵子:著
四六判 272ページ 上製
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-7664-1880-4 C3036
奥付の初版発行年月:2011年10月 / 発売日:2011年10月上旬
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-7664-1880-4 C3036
奥付の初版発行年月:2011年10月 / 発売日:2011年10月上旬
内容紹介
女性像からみる19世紀末アメリカ。
▼いまは忘れられた女性の写真家ジェシー・ターボックス・ビールズ(1870-1942)と彼女が撮影した5名の人物たちが目指した「新しいアメリカ」とは、どのような姿であったのだろうか。かれらとかれらを取り巻く人々の人種観、ジェンダー観、階級意識の限界は、21世紀の今日でもアメリカを考える上で重要である。
著者プロフィール
杉山恵子(スギウアマケイコ)
恵泉女学園大学人文学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに
序
第一章 S・ジョセフィン・ベーカー
「腸チフスメアリー」を逮捕した公衆衛生医
第二章 リリアン・D・ウォルド
看護国家を夢見た訪問看護婦
第三章 エレン・N・ラモット
北京を歩いた結核看護婦
第四章 ケイト・サンボーン
「ユーモア」を説いた巡回講師
第五章 ポートニー・ビゲロー
「地の果て」に憧れた植民地主義者
第六章 ジェシー・ターボックス・ビールズ
「平安」を提供した写真家
おわりに
あとがき