国際社会
国際社会2 変容する日本社会と文化
四六判 248ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-034152-3(4-13-034152-9) C333
奥付の初版発行年月:2002年05月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-034152-3(4-13-034152-9) C333
奥付の初版発行年月:2002年05月
内容紹介
日本社会の国際化は,たしかに街頭,地域,教室の文化の光景を変え,農村の日常にも及んでいる.しかし果たして双方向的文化変容といえるのか.家族,学校教育,メディア,宗教生活等の現実に迫りながら,ホスト社会日本からの文化的同化,周辺化の圧力と,これに抗する新しいアクターの営みに光をあてる.
目次
序 多文化化の進行とそれをめぐる諸問題(宮島 喬・加納弘勝)
1 ニューカマー外国人の増大と日本社会の文化変容(渡辺雅子)
2 国際結婚にみる家族の問題(定松 文)
3 学校世界の多文化化(志水宏吉)
4 教育達成における日本語と母語(太田晴雄)
5 就学とその挫折における文化資本と動機づけの問題(宮島 喬)
6 イスラーム教徒における社会文化空間と教育問題(杉本 均)
7 エスニック・メディアとその役割(アンジェロ・イシ)
8 定住外国人における文化変容と文化生成(谷 富夫)