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なぜ「今日はツイている」のかはじめての比較宗教学

はじめての比較宗教学 なぜ「今日はツイている」のか

A5判 248ページ
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-908523-41-0 C1014
奥付の初版発行年月:2023年09月 / 発売日:2023年09月中旬

内容紹介

*そもそも「宗教」とはいったい何なのか
日本人のほとんどは自身を無宗教者と考えているようだが、本当にそうだろうか…。
人間とは何か、人生とは何か、どう生きるべきかを考えることが哲学であるならば、 宗教は哲学の一種の表現である。
さあ再びネム船長と一緒に、哲学という大海原へ漕ぎ出そう!



「一番重要なのは、宗教について自力で考察する力を身に付けることである」 根無一信



〈ネム船長の哲学航海記〉シリーズ既刊
Ⅰ 『ソクラテスからの質問 ――「価値はひとそれぞれ」でいいのか』


目次
まえがき/第1章 宗教学の立場について/第2章 宗教とは何か①――聖と俗/第3章 宗教とは何か②――超越的な存在者/第4章 宗教とは何か③――宗教批判の立場からの定義/第5章 無神論について/第6章 宗教の「型」を学ぶ/第7章 神概念の内実/第8章 死生観①――死後の幸福の条件は何か/第9章 死生観②――他界の場所・内実/第10章 いろいろな宗教的実践/終章 本書のおわりに/読書ガイド/あとがき

著者プロフィール

根無一信(ネム カズノブ)

根無一信 ねむ かずのぶ
名古屋外国語大学 現代国際学部准教授

1979年 大阪生まれ
2004年 京都大学総合人間学部入学
2010年 京都大学人間・環境学研究科博士課程進学
2013年 京都大学人間・環境学研究科博士課程単位認定退学
2016年 京都大学 博士(人間・環境学博士)
専門は、存在論、宗教哲学、倫理学、民俗学・妖怪学

著書に『ライプニッツの創世期―自発と依存の形而上学』(慶應義塾大学出版会 2017年)/『ソクラテスからの質問――「価値は人それぞれ」でいいのか(名古屋外国語大学出版会 2022年)
共著に『哲学するのになぜ哲学史を学ぶのか』(京都大学学術出版会 2012年)/『ライプニッツ著作集 第二期 第一巻』(工作舎 2015年)
評論に『ザ・ブルーハーツと福音』(『Artes Mundi』vol. 6、名古屋外国語大学WLAC 2021年)

上記内容は本書刊行時のものです。


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