公共哲学
公と私の思想史
A5判 296ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003411-1(4-13-003411-1) C330
奥付の初版発行年月:2001年11月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003411-1(4-13-003411-1) C330
奥付の初版発行年月:2001年11月
内容紹介
公私は現実に対応する我々の認識や実践に規定され,また,文化や歴史や言語の違いによって公私をめぐる認識や実践が異なるが故に,比較思想史的考察が求められる.本巻では,西欧,中国,イスラーム,日本,インドを対象として,公私問題に関する思想史的視座を提示する.発題,討論,総合討論,発展協議で構成.11月刊
目次
はじめに——佐々木毅
1 西欧思想史における公と私——福田歓一
2 中国思想史における公と私——溝口雄三
3 イスラーム思想史における公と私——板垣雄三
4 「おほやけ」「わたくし」の語義——渡辺浩
[発展協議]
特論 インド思想史における公と私——奈良毅
おわりに——金泰昌