西洋古典叢書G062
弁論集2
四六判変型 514ページ 上製
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-87698-184-7 C1398
奥付の初版発行年月:2010年01月 / 発売日:2010年01月中旬
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-87698-184-7 C1398
奥付の初版発行年月:2010年01月 / 発売日:2010年01月中旬
内容紹介
前336年デモステネスに栄冠を授けよという提言がなされたが,論敵アイスキネスは真っ向から反対し,論陣をはった.これに対するデモステネスの弁明演説が,古代の生んだ最も完璧な弁論作品『冠について』である.この弁論によってアイスキネスは国外退去をよぎなくされ,デモステネスはギリシア最大の弁論家の評判を勝ち得た.他に公訴弁論『使節職務不履行について』を収録する.(全7冊)
著者プロフィール
木曽 明子(キソ アキコ)
大阪大学名誉教授
1936年 満州生まれ
1967年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
大阪大学、北見工業大学教授を経て2002年退職
[主な著訳書]
The Lost Sophocles(Vantage Press)
What Happened to Deus ex Machina after Eiripides? (CTCWeb, ed. Showcase)
M・J・スメサースト『アイスキュロスと世阿彌のドラマトゥルギー』(大阪大学出版会)
デモステネス『弁論集3』(共訳、京都大学学術出版会)
デモステネス『弁論集4』(共訳、京都大学学術出版会)
ディオニュシオス他『修辞学論集』(共訳、京都大学学術出版会)
目次
第十八弁論 冠について(クテシポン擁護)
第十九弁論 使節職務不履行について
補 註
作品解説
関連地図(1アテナイのアゴラ 2アッティカの区 3ギリシア世界 4黒海およびその周辺)
固有名詞・事項索引
アッティカの祭暦
貨幣制度と度量衡
年表