慶應義塾大学 ソニー寄附講座 連続公開シンポジウム
人類・社会の新たなる発展を目指して Ⅲ
価格:880円 (消費税:80円)
ISBN978-4-7664-1924-5 C0040
奥付の初版発行年月:2012年07月 / 発売日:2012年08月下旬
人類および社会のこれからの発展に対して、科学・技術はどのような形で寄与すべきなのか?
▼2009年に開始された、慶應義塾大学とソニー株式会社による次世代技術系人材育成協働プロジェクトによる連続公開シンポジウム「人類・社会の新たなる発展を目指して」を全3巻で書籍化。1・2巻は今年の3月に刊行。
▼2011年に開催された3回のシンポジウムをまとめたもの。「雇用」「インターネット」「未来予測」「新しい価値の創造」をテーマにそれぞれのトップランナーを迎え、議論を進めた。講演者は、伊藤穣一氏(MITメディアラボ所長)、村井純氏(慶應義塾大学環境情報学部教授・学部長)、竹村真一氏(京都造形芸術大学教授)ほか。
目次
はじめに 所眞理雄(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役会長/慶應義塾大学大学院理工学研究科特別研究教授(ソニー寄附講座)
第1回 イノベーションと雇用
「雇用とイノベーションの関係について」
清家 篤(慶應義塾大学商学部教授・慶應義塾長)
「イノベーションと雇用~世界の潮流、日本の位置付け」
石倉洋子(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
総合討論
第2回 インターネットと人類の未来
「Internet and the future of mankind」
伊藤穣一(MITメディアラボ所長)
「Internet for Future 3.11 and after」
村井 純(慶應義塾大学環境情報学部教授・学部長)
総合討論
第3回 未来はどこまで予測可能か?
「“統合”研究による維新津波災害予測・軽減」
古村孝志(東京大学大学院情報学環境総合防災情報研究センター地震研究所教授)
「未来はどこまで予測可能か?」
高橋桂子(独立行政法人海洋研究開発機構地球シミュレータセンター プログラムディレクター)
「エクサフロップスへ向けた情報系の若手研究者への新たなチャレンジ」
松岡 聡(東京工業大学学術国際情報センター教授)
総合討論
第4回 未来はどこまで予測可能か?
「科学技術、科学教育を通じた新たな価値の創造にむけて」
竹村真一(京都造形芸術大学教授)
「脳科学から見たHuman Security and Well Being」
小泉英明(株式会社日立製作所 役員待遇フェロー)
「生き方としての科学、オープンシステムサイエンスのすすめ」
所 眞理雄(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役会長)
総合討論