サブリージョンから読み解くEU・東アジア共同体 ―欧州北海地域と北東アジアの越境広域グランドデザイン比較―
B5判 168ページ 上製
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-902774-14-6(4-902774-14-3) C3031
奥付の初版発行年月:2006年09月
価格:1,540円 (消費税:140円)
ISBN978-4-902774-14-6(4-902774-14-3) C3031
奥付の初版発行年月:2006年09月
内容紹介
本書は、北東アジア地域が今後どのように発展していくのかの道筋を示す“越境広域のグランドデザイン ”、すなわち国際版「国土計画」を検討している。EUでは北海地域などで既にこのグランドデザインが出来あがり、これに基づいた地域開発が行われている。いまだ実態として方向性の定まらない東アジア共同体構想を、既に政体として実態となったEUと直接比較するのではなく、それらマクロリージョンの下位にある北東アジア・北海地域というサブリージョンから眺めてみる方法論により、北東アジア地域協力グランドデザインとEU北海地域グランドデザインとを、比較検証する“世界で初めての画期的な入門書”である。本書の議論は、地域研究・国際関係論などの研究者・学生のみならず、青森に住む我々にとっても、EUや東アジア共同体を理解するテキストとしても有用である。