戦後琉球の公務員制度史 米軍統治下における「日本化」の諸相
川手 摂:著
A5判 386ページ
価格:8,580円 (消費税:780円)
ISBN978-4-13-036243-6 C3031
奥付の初版発行年月:2012年11月
価格:8,580円 (消費税:780円)
ISBN978-4-13-036243-6 C3031
奥付の初版発行年月:2012年11月
内容紹介
戦後,米軍統治下にあった琉球政府では,戦前の日本,そして同時代の日本との「連続性」をもった職員任用,給与制度が作り上げられた.本書は,戦後琉球の人事行政システムを一次資料を駆使して明らかにしながら,それがいかに変容していくかを辿る.公務員制度研究に新たな視点を提示する労作.
目次
序章 「戦後琉球」と日本——連続性の視点から
第1章 各群島の諸政府と職員の任用・給与——1945〜1952年
第2章 全琉統一政府の設立と「公務員法」の形成
第3章 琉球政府公務員の任用——制度と実態
第4章 琉球政府の職階制と給与制度
第5章 市町村職員の任用・給与と「幻」の市町村公務員法
第6章 琉球水道公社の職員制度
第7章 琉球政府公務員の「復帰」
終章 琉球政府とは何だったのか