WEB大学出版第48号をお届けします
ご一読下さい



《 特 集 》

大学教科書のゆくえ

 出版冬の時代といわれる一方、急速なIT化への対応が求められる現在、教科書はいかなる変貌を遂げていくのでしょうか。
 21世紀最初の本号より、毎回テーマを設けて巻頭特集スタイルをとっていくことにしました。今回は、大学教育の要請に即した教科書の問題について考えてみたいと思います。
 ITがもたらしている社会改革・構造改革は、大学にも及んでおり、IT抜きで大学改革を語れない状況にあります。カリキュラムも教員も変わっていくなかで、教科書も変わらざるをえないでしょう。すぐれた教科書の開発は、大学出版部の活動において学術専門書、啓蒙書・教養書の刊行と並び、重要な柱のひとつとなっていますが、講義科目の多様化による縮小化や学生の購買率の低下などにより、閉塞状態に陥っているといってよいかもしれません。
 学生が使いやすいものとは? 従来の形態のままでよいのか? 売るための工夫は?
 そのような問題意識の下で、識者にご提案いただきました。







《 INDEX 》
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  〈 能楽の四季 春 〉
 *元朝の翁:中西 通


  〈 特 集 1〉
 *大学教育と教科書:兵頭 俊夫


  〈 特 集 2〉
 *バーチャル・ユニバーシティとと教科書:吉田 文


  〈 特 集 3〉
 *アメリカの大学教科書事情:大本 隆史


  〈 読書の周辺 〉
 *学際的「福祉」研究:久塚 純一


  〈 科学する目 1〉
 *生物の名前:青木 淳一


  〈 歩く・見る・聞く知のネットワーク 21 〉
 *たばこと塩の博物館:小池 美樹彦


 *大学出版部ニュース

  〈 製作の現場から[22]〉
 *和文書体のベースライン


  〈 デジタル出版最前線[1]〉
 *電子書籍で小説は読めるか



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