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私本文学論集

私本文学論集

四六判 284ページ 上製
価格:2,563円 (消費税:233円)
ISBN978-4-88125-079-2(4-88125-079-5) C3090
奥付の初版発行年月:1995年10月

著者プロフィール

源 哲麿(ミナモト テツマロ)

大正14年 島根県生まれ。
出征、復員後、京都大学(旧制)文学部哲学科を卒業。
現在、専修大学教授。
日本独文学会、日本ペンクラブ会員。
[著訳書]
「若き女性への手紙」リルケ著(翻訳)『人生の名著 14』,大和書房,1969
『ベンヴェヌータとの愛の手紙』マグダ・フォン・ハッティングベルク, ライナー・マリア・リルケ著(翻訳),河出書房新社,1973
『文学の確認―評論・エッセイ集』笠間書院 ,1977
『文学の原論』彩流社,1982
『ゲーテの猫』スヴェント・レオポルト著(翻訳),リブロポート,1984
『ヨーロッパ文芸思潮―源流編』 ,『海塔』文学の会,1989
『青い水底で眠りたい ―ガン患者の病床覚書 』(共著),彩流社,1990

大野 静子(オオノ シズコ)

第29回 神奈川県美術展特選受賞
第12回 上野の森美術館絵画大賞展フジテレビ賞受賞

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

フランツ・カフカと、キェルケゴール―もしくは、カフカに於ける”神”
R・M・リルケの「神」―『時禱詩集』までを中心に
フランツ・カフカの”宗教”
堀 辰雄とリルケ
フランツ・カフカと中島 敦
言葉をめぐる随想―詩と散文
映像化された文学は、果して文学か?
現代学生の文学意識
現代青年論
  もしくは青春文学へのヴィジョン
寒夜漫歩
宗薫よ、大手をふって純文学の域に入れ !!―川上宗薫『流行作家』粗評
井上靖の「芸術妻」
  ”白神きみ子さん”のこと


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