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環境としての自然・社会・文化

京都大学総合人間学部公開講座
環境としての自然・社会・文化

菊変 276ページ
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-87698-048-2(4-87698-048-9) C1000
奥付の初版発行年月:1997年09月 / 発売日:1997年09月上旬

内容紹介

「人類は果たして環境との共存は可能なのか?」.この時代にあえて根本的な疑問を投げかけつつ,自然界と人類史を見直した創造的思想なしには,今日の環境問題を解決することはできないと説く啓蒙書.自然・社会・人文科学の6人の専門家による公開講座第2回配本.


目次

環境としての自然・社会・文化(第2回)

第一部 環境としての自然
 1-1 生物の共生から見た自然(加藤 真)
 1-2 地球内部の脈動と地球環境の変動(巽 好幸)

第二部 環境としての社会
 2-1 水俣病事件(1956─1959)から学ぶ先制的予防原理の意義(北畠 能房)
 2-2 共生時代のリスク・コミュニケーション ── その思想的背景、技術、効果(木下 富雄)

第三部 環境としての人間文化
 3-1 創造性と言葉のエコロジー ── 対話環境と推論の問題を中心(山梨 正明)
 3-2 技術・環境・人間 ── 創造的共生に向けて(有福 孝岳)


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