わかりやすい刑罰のはなし ―死刑・懲役・罰金―
四六判 242ページ 並製
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-87354-532-5 C3032
奥付の初版発行年月:2012年02月 / 発売日:2012年02月上旬
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-87354-532-5 C3032
奥付の初版発行年月:2012年02月 / 発売日:2012年02月上旬
内容紹介
光市事件の最高裁判所の判決で死刑の基準は変わったのか、どこの刑務所に入るかはどう決まるのか、懲役の受刑者は月にいくらもらえるのか、罰金を払わないとどうなるのか、罰金と交通反則金はどう違うのか。意外に知られていない刑罰を言い渡す手続きや刑罰の仕組み60テーマを「ですます調」で分かりやすく解説。
目次
はしがき
第一章 刑罰を言い渡す手続きのはなし
裁判官には「夜勤」がある
検証と実況見分の違い
起訴された人は「被告」なのか、「被告人」なのか
保釈の保証金は有罪になると取られてしまうのか
検察審査会は検察庁にあるのか 等
第二章 死刑のはなし
永山基準はどのようにして生まれたのか
被害者が一人だと死刑にならないのか
反省すれば死刑から逃れられるのか
計画性があろうがなかろうが、人を殺したのだから悪質ではないのか
意外に多い少年に対する死刑 等
第三章 懲役のはなし
どこの刑務所に入るかはどう決まるのか
受刑者の男女比
禁錮刑の受刑者は働かなくてよいはずなのに
少年刑務所には大人ばかり
刑務所には「目安箱」がある 等
第四章 罰金のはなし
罰金と交通反則金はどう違うのか
交通反則金が導入された理由
万引きには罰金を言い渡せなかった
罰金一万円と拘留二十九日はどちらが重いか
罰金は相続されるか 等
おわりに ~より詳しく知るために