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 国内の被災地で、そして海外の難民資料をアーカイブ・ボランティア

阪大リーブル48
アーカイブ・ボランティア 国内の被災地で、そして海外の難民資料を

四六判 196ページ 並製
定価:1,700円+税
ISBN978-4-87259-430-0 C1336
奥付の初版発行年月:2014年06月 / 発売日:2014年06月上旬

内容紹介

人間の活動記録の積み重ねがアーカイブとなるが、ただ遺されて積み上げただけではゴミとなる。これらを整理し、長く遺せる環境を整え、誰もが閲覧できるアーカイブを残すためにかかわったボランティア活動を紹介する。


目次

刊行によせて
はじめに アーカイブは残さなければ残らない

(第Ⅰ部 災害国日本のアーカイブを救済する)

第1章 大災害から歴史資料を守る— 歴史資料ネットワークの活動
はじめに 
1.どのような歴史資料が誰によって、災害時に地域社会で保存されるのか 
2.日本の災害時になぜこのような活動が必要となるのか 
3.大災害が続く、現代日本社会のなかで地域の歴史資料を保存する意味 
コラム 資料目録をつくるボランティア

第2章 捨てるな! 記憶より記録—ボランティアとともに釜石市の公文書救済
1.釜石市役所の被災文書 
2.応急対応と復旧の活動 
3.活動の支え—ボランティアの参加と多くの支援物資
4.自治体文書のレスキューの難しさ 
コラム 水に浸かった文書を救済する

第3章 釜石市と陸前高田市での活動— 全史料協の対応
はじめに 
大震災への対応 
釜石市での活動 
陸前高田市のレスキュー活動 
被害状況の情報収集と発信 
多くの課題をのこして 
おわりに 

第4章 ボランティアで、できることできないこと
1.東北でのアーカイブ・レスキューの始まり 
2.被災地での交通整理 
3.現場での二段階の保全措置 
4.これからのアーカイブにむけて 
5.できることできないこと 

第5章 紀伊半島大水害と資料の救出
1.和歌山大学とボランティア団体の活動 
2.被災資料の救出と修復 
3.二つの課題 

第6章 除染する前にさわってはいけない— 放射能汚染文書の除染マニュアル
コラム 公害・環境問題のアーカイブとボランティア

(第Ⅱ部 海外のアーカイブとボランティア活動)

第7章 ジュネーブ市文書館の歴史と活動 ディディエ・グランジュ
コラム イギリス国立公文書館 アーカイブ友の会 

第8章 第一次世界大戦時の捕虜カード— 赤十字国際委員会の仕事
コラム 赤十字赤新月博物館にて

第9章 国際連合のアーカイブ
1.ニューヨーク国連本部のアーカイブ調査 
資料調査のテーマ「日本と国連の関係を示す記録を探す」 
誰でも閲覧できる国連アーカイブ 
2.国連ジュネーブ事務所(UNOG)図書館アーカイブ室 

第10章 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の仕事とアーカイブ・ボランティア
1.国連難民高等弁務官事務所の歴史と仕事
国際的な人道支援のはじまり 
UNHCRにおける難民の定義 
UNHCRの役割の変化と難民 
コラム UNHCRのアーカイブは過去と現在を未来のために保存する
2.ベトナム難民資料の整理作業
はじめに 
国や公的文書には外国人はタッチできない 
UNHCRにあるベトナム難民のアーカイブ 
整理業務開始 
二年目・三年目の作業
ジュネーブでの楽しみと参加者のスタンス 
作業の手応え 
四年目と五年目、そしてさらに作業は続く 
コラム UNHCRアーカイブの地下書庫にこもった!のです。
コラム なぜUNHCRで資料整理ボランティアをするの?  

おわりに

執筆者紹介 


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