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評伝 アドルフ・フォン・ハルナック

評伝 アドルフ・フォン・ハルナック

四六判 230ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-86283-330-3 C3016
奥付の初版発行年月:2022年03月 / 発売日:2022年03月上旬

内容紹介

ヴィルヘルム帝政期のドイツ教育界をリードし、マックス・プランク学術振興協会を創設したプロテスタント神学者アドルフ・フォン・ハルナック。旧東独を代表する神学者K・ノヴァクによる評伝

著者プロフィール

加納 和寛(カノウ カズヒロ)

同志社大学大学院神学研究科博士課程前期課程および後期課程修了、博士(神学)。ドイツ・ヴッパータール大学留学、神戸女学院大学非常勤講師、日本基督教団教会担任教師(伝道師・牧師)を経て、現在、関西学院大学神学部教授(組織神学)。専門は近現代のドイツ神学思想。

〈著書〉
『アドルフ・フォン・ハルナック「キリスト教の本質」における「神の国」理解』(関西学院大学出版会オンデマンドブック、2009年)、『平和の神との歩み』(共著、キリスト新聞社、2017年)、『アドルフ・フォン・ハルナックにおける「信条」と「教義」近代ドイツ・プロテスタンティズムの一断面』(教文館、2019年)ほか。

〈訳書〉
クラウス・フォン・シュトッシュ『神がいるなら、なぜ悪があるのか現代の神義論』(関西学院大学出版会,2018年)、 M.S.M.スコット『苦しみと悪を神学する神義論入門』(教文館、2020年)。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

凡例
はじめに

第一章 ドルパートからベルリンへ 
 1 誕生
 2 ライプツィヒ、ギーセン、マールブルク 
 3 帝国首都への招聘
第二章 自由キリスト教という地平 
 1 非教義的キリスト教
 2 神学的方向性の闘争 
 3 市民的敬虔 
第三章 学問・国家・社会 
 1 大規模経営としての学問 
 2 社会政策と教育政策 
 3 国際的な文化政策 
 4 世界大戦と国家の変革 
第四章 最期の日々
 
訳者解説


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