ことわざ比較の文化社会学 日英仏の民衆知表現
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-8329-3409-2 C1036
奥付の初版発行年月:2020年10月 / 発売日:2020年10月中旬
これからの「少子化する高齢社会」に活かせる知恵をどう受け継ぐか
110のことわざに示される民衆知を比較社会学の視点から読み解く
「三人寄れば文殊の知恵」はリーダーシップ
――よりよい決定を求め、日本では3人、英仏では2人で知恵を絞る?
「二足の草鞋を履く」は新しい働き方のスタイル
――少子化する高齢社会で活かせる?
金子 勇(カネコ イサム)
1949年生まれ
1977年 九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
現 在 北海道大学名誉教授 文学博士(九州大学、1993年)
第1回日本計画行政学会賞(1989年)
第14回日本都市学会賞(1994年)
著 書 『日本のアクティブエイジング』北海道大学出版会、2014年
『変動のマクロ社会学』編著、ミネルヴァ書房、2019年 ほか多数
目次
はじめに
凡 例
序 立体的な比較社会文化研究をめざして
【あ行】悪銭身に付かず / 羹(あつもの)に懲りてなますを吹く / あばたもえくぼ ほか
【か行】稼ぎに追いつく貧乏なし / 我田引水 / 禍福は糾(あざな)える縄の如し ほか
【さ行】先んずれば,人を制す / 去る者は日々に疎(うと)し / 三十六計逃げるに如かず ほか
【た行】大山鳴動して鼠一匹 / 他山の石 / 棚からぼたもち ほか
【な行】七転び八起き / 習うより慣れよ / 二足の草鞋(わらじ)を履く ほか
【は行】馬鹿とはさみは使いよう / 馬鹿に付ける薬はない / 馬鹿は死ななきゃ直らない ほか
【ま行】馬子にも衣裳 / 待てば海路の日和あり / 見ざる,聞かざる,言わざる ほか
【や行】安物買いの銭失い / やぶへび / 油断大敵
【ら行】良薬は口に苦し / 論より証拠
おわりに
参照文献