レオパルディ カンティ[新装版]
A5判 628ページ 上製
価格:9,900円 (消費税:900円)
ISBN978-4-8158-1162-4 C0098
奥付の初版発行年月:2024年07月 / 発売日:2024年08月上旬
価格:9,900円 (消費税:900円)
ISBN978-4-8158-1162-4 C0098
奥付の初版発行年月:2024年07月 / 発売日:2024年08月上旬
内容紹介
今ははや心よ黙せ ……。ニーチェからカルヴィーノまで、また漱石から三島まで、多くの魂を共振させた近代イタリア最大の詩人レオパルディ。西洋文学の深い流れを汲んだ「思索する詩人」が、ペシミズムの極限に見出した世界とは。その詩と散文の代表作を、彫琢された日本語で見事に再現。
著者プロフィール
ジャコモ・レオパルディ(ジャコモ レオパルディ)
Giacomo Leopardi
脇 功(ワキ イサオ)
1936年生まれ。1964年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。ブール学院大学教授を経て、同大学名誉教授(2017年逝去)。主な訳書に、ピランデルロ『ひとりは誰でもなく、また十万人』(河出書房新社、1972年)、アリオスト『狂えるオルランド』(名古屋大学出版会、2001年、日本翻訳文化賞、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞)、ダヌンツィオ『薔薇小説1~3』(松籟社、2007-10年)、ブッツァーティ『七人の使者・神を見た犬』(岩波文庫、2013年)、ランペドゥーザ『ランペドゥーザ全小説』(共訳、作品社、2014年)、カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』(白水社、2016年)がある。
柱本 元彦(ハシラモト モトヒコ)
1961年生まれ。1995年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。名古屋芸術大学講師・ナポリ東洋大学講師などを経て、現在は大学非常勤講師。主な訳書に、フェッリーニ『魂のジュリエッタ』(青土社、1994年)、ランドルフィ『カフカの父親』(共訳、国書刊行会、1996年)、ロンギ『イタリア絵画史』(共訳、筑摩書房、1997年)、カッチャーリ『必要なる天使』(人文書院、2002年)、エーコ『カントとカモノハシ』(共訳、岩波書店、2003年)がある。
上記内容は本書刊行時のものです。