西洋古典叢書G117
遊女たちの対話 全集8
四六判変型 284ページ
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-8140-0349-5 C1398
奥付の初版発行年月:2021年12月 / 発売日:2021年12月下旬
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-8140-0349-5 C1398
奥付の初版発行年月:2021年12月 / 発売日:2021年12月下旬
内容紹介
後2世紀のシリアに生まれ、ギリシア語で創作した諷刺作家ルキアノスの全集第3弾。本分冊では対話形式の散文作品群を中心に、神々が人間のレベルにまで引き降ろされ、世に知られる神話伝承を当事者らが雑談風に語り合う『神々の対話』や、執筆当時の卑俗な日常をリアルに描出してみせる『遊女たちの対話』など、7篇を収録。(全8冊)
著者プロフィール
内田 次信(ウチダ ツグノブ)
大阪大学名誉教授
京都大学博士(文学)
1952年 愛知県生まれ
1979年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
2017年 大阪大学教授を経て退職
主な著書
『ヘラクレスは繰り返し現われる─夢と不安のギリシア神話』(大阪大学出版会)
西井 奨(ニシイ ショウ)
大阪大学講師
1982年 京都府生まれ
2011年 京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学
2014年 京都大学博士(文学)取得
2018年 日本学術振興会特別研究員、大阪大学特任講師を経て現職
主な著書
『神の文化史事典』(共著、白水社)
『オウィディウス『名高き女たちの手紙』におけるギリシア神話の諸相』(京都大学博士学位論文)
目次
海の神々の対話(第七十八篇) [西井 奨 訳]
神々の対話(第七十九篇) [内田次信 訳]
遊女たちの対話(第八十篇) [内田次信 訳]
愛国者または弟子(第八十二篇) [内田次信 訳]
カリデモスまたは美について(第八十三篇) [内田次信 訳]
ネロ(第八十四篇) [内田次信 訳]
エピグラム(第八十五篇) [内田次信 訳]
解 説
固有名詞索引