梅原日本学の源流
小川 侃:編
A5判 326ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-8140-0313-6 C3010
奥付の初版発行年月:2021年04月 / 発売日:2021年04月中旬
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-8140-0313-6 C3010
奥付の初版発行年月:2021年04月 / 発売日:2021年04月中旬
内容紹介
梅原猛(1925-2019)が日本の文学、宗教に向けた独自の視線は、「梅原日本学」と呼ばれる。「記紀神話」「神々の流竄」「日向神話」「仏教解釈」「アイヌ」「森の思想」等々、研究は多方面にわたるが、そこに通底する「梅原哲学」は何かを問いかける。文献的知識の皮相に流されず、その内部にひそむ日本独特の「悲哀」の感情を読み取り、実証主義や文献主義に屈服することのない世界・人間解釈を目指した梅原猛。この先達に縁故を持つ著者たちが、師を回顧しその思想的意義を説く。