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 自立活動の課題とカリキュラム・マネジメント重度・重複障害教育におけるカリキュラム評価

重度・重複障害教育におけるカリキュラム評価 自立活動の課題とカリキュラム・マネジメント

A5判 208ページ 上製
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7664-2697-7 C3037
奥付の初版発行年月:2020年09月 / 発売日:2020年09月中旬

内容紹介

▼「自立活動」とは何をめざす指導なのか。
▼教育現場への調査から浮かび上がる課題と、その解決策を提示。

「個を基点とする教育」として「自立活動」が実施されるようになって半世紀。「自立活動」を教師はどう捉え指導を行ってきたのか。教師、保護者への綿密な調査を元に、これまでの成果と課題を探り出し、これからの重度・重複障害教育の指針を提示する渾身の書。

著者プロフィール

一木 薫(イチキ カオル)

福岡教育大学特別支援教育ユニット教授。博士(障害科学)。
専門は特別支援教育、肢体不自由教育。
筑波大学大学院人間総合科学研究科障害科学専攻博士課程単位取得満期退学。筑波大学附属桐が丘特別支援学校教諭、2008年福岡教育大学助教などを経て、2017年より現職。中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会臨時委員、新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議委員など要職を務める。
主著 『特別支援教育の到達点と可能性』(共著、金剛出版、2017年)、『自立活動の理念と実践』(共編著、ジアース教育新社、2016年)、『障害の重い子どもの目標設定ガイド』(共著、慶應義塾大学出版会、2014年)、『肢体不自由教育の理念と実践』(共著、ジアース教育新社、2008年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに

 第Ⅰ部  重度・重複障害教育の変遷からみえてくる課題

第1章 我が国における教育課程編成基準の変遷
――通常教育、特殊教育、特別支援教育において
 第1節 通常教育におけるカリキュラム研究の動向
 第2節 通常教育における教育課程編成基準の変遷
 第3節 特別支援教育の整備拡充の概要と特別支援教育への転換

第2章 重度・重複障害教育の実践上の課題
 第1節 重度・重複障害教育のカリキュラム構造と実践的課題
 第2節 重度・重複障害教育におけるカリキュラム研究の推移と課題

 第Ⅱ部  教師・保護者を対象とした調査からみえてくる課題

第3章 「実施するカリキュラム」立案における指導の展望の期間と特性
――<調査1>カリキュラム立案教師へのアンケート調査から
 第1節 <調査1>カリキュラム立案教師を対象としたアンケート調
 査:特別支援学校(肢体不自由)
 第2節 <調査1>の結果
 第3節 指導を担う教師の実態と、「自立活動」の課題

第4章 「実施するカリキュラム」の立案を担う教師の不安と、学校組織の課題
――<調査2>経験年数の異なる重度・重複障害教育担当教師の面接調査から
 第1節 <調査2>経験年数の異なる教師を対象とした面接調査
 第2節 <調査2>の結果
 第3節 自立活動の指導を担う教師の経年的変化と学校組織の課題

第5章 「達成したカリキュラム」についての課題を保護者の評価から追究する
――<調査3・4>重度・重複障害の卒業生の保護者を対象とした調査から
 第1節 <調査3>卒業生の保護者を対象とした調査
 第2節 <調査4>保護者による「達成したカリキュラム」の評価
 第3節 保護者の評価からみえる、自立活動の課題

第6章 「実施するカリキュラム」の立案の背景と、「達成したカリキュラム」の評価
――<調査5>重度・重複障害の卒業生を当時担当した教師の追跡調査から
 第1節 <調査5>かつて指導を担当した教師を対象とした追跡調査
 第2節 <調査5>の結果
 第3節 自立活動のカリキュラム・マネジメントに不可欠な条件整備と
 は

 第Ⅲ部  重度・重複障害教育における自立活動の課題解決にむけて

第7章 教員養成カリキュラムと現職研修の現状と課題
――自立活動の指導の力量形成を図る研修をめざして
 第1節 大学での教員養成の現状と今後の課題
 第2節 自立活動に関わる現職研修の現状と課題

第8章 自立活動のカリキュラム・マネジメント構築
 第1節 自立活動に関わる現職研修の体系化
 第2節 自立活動の理念とカリキュラム・マネジメントの構築のために

終章 総括と自立活動の展望
 第1節 保護者と教師による「達成したカリキュラム」の評価の背景
 第2節 「実施するカリキュラム」の立案を担う教師が描く指導の展望

おわりに

引用文献
索引


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