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 朝鮮半島・中国・台湾・モンゴル現代東アジア

現代東アジア 朝鮮半島・中国・台湾・モンゴル

国分良成:編著
四六判 464ページ 並製
定価:3,500円+税
ISBN978-4-7664-1688-6 C3030
奥付の初版発行年月:2009年11月

内容紹介

現代史からみた東アジア入門。
▼政治・経済の牽引役としてますます重要度を深める東アジア地域を知るために、20世紀現在までの歴史および日本との関係を、コンパクトな一冊の本で学べる入門書。
▼各国の第一人者の研究家が最新の情報までを執筆した、質の高い内容。

本書は、日本図書館協会選定図書です。


【編著者】
国分良成(こくぶん りょうせい)
慶應義塾大学法学部教授。1953年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。
主要著書:『現代中国の政治と官僚制』(慶應義塾大学出版会、2004年)、『中華人民共和国』(筑摩書房〔ちくま新書〕1999年)、(共著)『叢書 中国的問題群』1『党と国家—政治体制の軌跡』(岩波書店、2009)、ほか。

【著者】
長田彰文(ながた あきふみ)
上智大学文学部教授。1958年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。
主要著書:『日本の朝鮮統治と国際関係—朝鮮独立運動とアメリカ 1910‐1922』(平凡社、2005年)、『セオドア・ルーズベルトと韓国—韓国保護国化と米国』(未来社、1992年)、(共著)『歴史家の工房』(Sophia University Press, 2003年)、ほか。

倉田秀也(くらた ひでや)
防衛大学校人文社会科学群教授。1961年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。
主要著書:(共編著)『朝鮮半島と国際政治』(慶應義塾大学出版会、2005年)、(共著)『現代アジア研究3 政策』(慶應義塾大学出版会、2008年)、(共著)『核軍縮不拡散の法と政治』(信山社、2008年)、ほか。

平岩俊司(ひらいわ しゅんじ)
静岡県立大学大学院国際関係学研究科教授。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。
主要著書:(共編著)『朝鮮半島と国際政治 冷戦の展開と変容』(慶應義塾大学出版会、2005年)、(共著)『危機の朝鮮半島』(慶應義塾大学出版会、2006年)、『金正日時代の北朝鮮』(日本国際問題研究所、1999年)、ほか。

高橋伸夫(たかはし のぶお)
慶應義塾大学法学部教授。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。
主要著書:『党と農民—中国農民革命の再検討』(研文出版、2006年)、『中国革命と国際環境—中国共産党の国際情勢認識とソ連、1937年〜1960年』(慶應義塾大学出版会、1996年)、(共編)『現代アジア研究2 市民社会』(慶應義塾大学出版会、2008年)、ほか。

谷垣真理子(たにがき まりこ)
東京大学大学院総合文化研究科准教授。1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。
主要著書:(共編)『模索する近代日中関係—対話と競存の時代』(東京大学出版会、2009年)、(共著)『現代世界とイギリス帝国』(ミネルヴァ書房、2007年)、(共編著)『原典中国現代史 第7巻 台湾・香港・華僑華人』(岩波書店、1995年)、ほか。

若林正丈(わかばやし まさひろ)
東京大学大学院総合文化研究科教授。1949年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。
主要著書:『台湾の政治—中華民国台湾化の戦後史』(東京大学出版会、2008年)、『台湾—変容し躊躇するアイデンティティ』(筑摩書房〔ちくま新書〕2001年)、『増訂版 台湾抗日運動史研究』(研文出版、2001年)、ほか。

中見立夫(なかみ たつお)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1952年生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。
主要著書:(共編)『近代中国東北地域史研究の新視角』(山川出版社、2005年)、(共著)History of Civilizations of Central Asia, Volume VI (Paris: UNESCO Publishing, 2005)、(編著)『境界を超えて—東アジアの周縁から』(山川出版社、2002年)、ほか。

目次

序「東アジア」への視座    国分良成

第1章 朝鮮半島
◆朝鮮王朝末期および日本統治期の朝鮮    長田彰文
 1 朝鮮の開国
 2 日清・日露戦争と朝鮮(韓国)(1882〜1904)
 3 韓国における日本の支配権確立(1904〜1910)
 4 日本の朝鮮統治の開始と朝鮮(1910〜1931)
 5 「大陸兵站基地」としての朝鮮(1931〜1945)
 6 現代における朝鮮問題および日韓(朝)関係の前提としての「過去」
 
◆分断以降の韓国政治史    倉田秀也
 1 韓国政治の視点——安全保障環境と政治変動
 2 戦後朝鮮構想と三八度線——カイロ・ヤルタ・ポツダム
 3 日本統治の終焉——解放直後の南朝鮮政局
 4 李承晩政権の成立と崩壊——朝鮮戦争と韓国政治の原型
 5 軍出身者政権の誕生——韓国政治史の分岐点
 6 民主化運動の挫折——「光州事件」と全斗煥政権
 7 韓国政治の民主化——「平和的政権交代」と盧泰愚政権
 8 文民政権の誕生と核問題——「制度的政権交代」後の課題
 9 金大中政権と南北首脳会談——「与野党政権交代」と金大中のリベラリズム
 10 「ポスト三金」の韓国——盧武鉉政権のリベラリズム
 11 韓国政治の今後——李明博政権の課題

◆分断以降の北朝鮮政治史    平岩俊司
 1 北朝鮮史を見る視点
 2 金日成の権力掌握
 3 戦後復興と社会主義建設
 4 金日成体制の形成と自主路線
 5 金日成「唯一思想体系」の確立
 6 後継者金正日の登場
 7 体制護持をめざす北朝鮮
 8 金正日体制の出帆と南北関係の構造的変化
 9 第二次核危機と六者協議
 10 日朝関係と今後の北朝鮮

第2章 中国
◆中華民国期    高橋伸夫
 1 現代中国の歴史的背景
 2 中華帝国の衰退
 3 共和国の挫折
 4 国民革命の展開
 5 南京政府の経験
 6 日中戦争と中国
 7 内戦と中国共産党の勝利

◆中華人民共和国期   国分良成
 1 中国のジレンマ——「富」と「強」のあいだで
 2 中華人民共和国の出発
 3 第一次五カ年計画と反右派闘争
 4 大躍進運動から経済調整へ
 5 文化大革命の展開と収拾
 6 近代化路線下の改革・開放
 7 天安門事件から社会主義市場経済へ
 8 江沢民時代から胡錦濤時代へ
 9 中国と日本

◆香港   谷垣真理子
 1 「英領植民地」から「特別行政区」へ
 2 英領植民地の形成
 3 新中国と英領植民地の並存
 4 自律化するコミュニティー
 5 香港返還問題
 6 過渡期の進展
 7 返還後の香港

第3章 台湾   若林正丈
 1 台湾をめぐるアイデンティティーの政治と台湾史の個性
 2 日本植民地主義の遺産
 3 台湾の中華民国の編入と二二八事件
 4 国民党政権の台湾移転とその再編
 5 経済発展と台湾社会
 6 中華民国の対外危機と体制手直し
 7 複合する危機と


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