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西脇順三郎 絵画的旅

西脇順三郎 絵画的旅

四六判 210ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-7664-1432-5 C95
奥付の初版発行年月:2007年11月

内容紹介

Ut pictura poesis
詩は絵のごとし
エクゼキアスのキュリックス、ピカソ《アヴィニョンの娘》から
写楽《中山富三郎の宮城野》まで。作中にあらわれた豊富な絵画的イメージをテーマに、
西脇詩の魅力の秘密に迫る。


新倉俊一(にいくら としかず)
1930年生まれ。慶應義塾大学卒。フルブライト留学生としてミネソタ大学大学院に留学。明治学院大学名誉教授。西脇順三郎の全集や定本全詩集のテキストの校訂をはじめ、英詩集の翻訳に携わる。著訳書に、『西脇順三郎全詩引喩集成』(筑摩書房)、『西脇順三郎 変容の伝統』(東峰書房)、『エズラ・パウンド詩集』(角川書店)、『エズラ・パウンド詩集』(小沢書店)、『アメリカ詩の世界』(大修館書店)、『エミリー・ディキンスン——不在の肖像』(大修館書店)、『詩人たちの世紀——西脇順三郎とエズラ・パウンド』(みすず書房、ロゲンドルフ賞)、『ピサ詩篇』(みすず書房)、『評伝 西脇順三郎』(慶應義塾大学出版会、和辻哲郎文化賞、山本健吉文学賞)、『西脇順三郎コレクション』(全6巻、編者、慶應義塾大学出版会)ほか。

目次

プロローグ ジキル博士とハイド氏

Ⅰ 絵画的な詩への出発
 1 詩の新しさと古さ
 2 『アムバルワリア』の翻訳詩
 3 もう一つのトリトンの噴水

Ⅱ 二大潮流 萩原朔太郎と西脇順三郎
 1 音楽派と絵画派
 2 女の立場 『旅人かへらず』はしがき
 3 鳥居清長からクールベの女まで

Ⅲ 西脇詩の原風景
 1 信濃川と郷里小千谷 風景としてのふるさと
 2 多摩川と多摩人(たまびと)
 3 「ふるさと」のエティモロジー 人類・宇宙・永遠

Ⅳ 詩と溶け合う絵 西脇美術館
 1 グロテスクの画家たち ピカソから写楽まで
 2 自然と芸術 ゴーガンからセザンヌまで
 3 肖像画の「見立て」 ゴヤからマネまで
 4 オノマトペーと諧謔 ゴッホ、クレー、キリコなど
 5 彫刻のイメージ ミケランジェロ、ロダン、ムア

Ⅴ 西脇訳でエリオットを読む
 1 パロディーか文明批評か 『荒地』をどう読むか
 2 初めと終り 『四つの四重奏曲』をどう読むか
 3 より巧みなる者へ エリオット、パウンド、西脇

Ⅵ 古典とモダン
 1 「郷愁の詩人与謝蕪村」と「はせをの芸術」
 2 西脇順三郎と現代詩人たち

エピローグ あとがきにかえて


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