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句題詩研究

Series of Centre for Integrated Research on the Mind
句題詩研究

B7 192ページ 並製
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-7664-1391-5 C3392
奥付の初版発行年月:2007年06月 / 発売日:2007年06月上旬

内容紹介

忘れられていた日本の美が甦る。
▼平安時代に宮廷で大流行した「句題詩」は、ある時期から忘れ去られ、今日までその実態は謎につつまれていた。本書は、「句題詩」をさまざまな面から検討することで、 和歌とならんで〈日本の美〉を表現する方法であった、この「忘れられていた伝統」を明らかにした論文集である。


【編者】
佐藤道生(さとう みちお)
1955年生まれ。慶應義塾大学文学部教授

【執筆者】
ヴィーブケ・デーネーケ(Denecke, Wiebke)
1971年生まれ。コロンビア大学バーナード校アジア中東文化学部助教授

山田尚子(やまだ なおこ)
1967年生まれ。熊本県立大学文学部非常勤講師

本間洋一(ほんま よういち)
1952年生まれ。同志社女子大学学芸学部教授

目次

序  言    佐藤道生

句題詩概説    佐藤道生

句題詩の展開—「漢-詩」から「和-詩」へ—    ヴィーブケ・デーネーケ

『詩序集』の破題表現と『和漢朗詠集』    山田尚子

平安後期の題詠と句題詩—その構成方法に関する比較考察—    佐藤道生

『童蒙綴詞抄』について—付・本文翻刻—    本間洋一


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