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清代中国の地域支配

清代中国の地域支配

A5判 516ページ 上製
定価:8,000円+税
ISBN978-4-7664-1353-3 C3022
奥付の初版発行年月:2007年05月

内容紹介

「地方文献」が解き明かす清代中国の<国家と社会>
中国大陸、台湾、アメリカなどに眠っていた「地方文献」により、官撰資料では分かり得ない同時代人のなまの声を掘り起こし、清朝中国の統治制度の実態に迫る一冊。


山本英史(やまもと えいし)
慶應義塾大学文学部教授。1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。山口大学人文学部専任講師、同助教授、慶應義塾大学文学部助教授を経て、1996年より現職。1982年2月より1年間、山東大学高級進修生として留学。主要編著に、『伝統中国の地域像』慶應義塾大学出版会、2000年、『現代中国の履歴書』慶應義塾大学出版会、2003年、が、また訳書にジョナサン・スペンス『ある農婦の死——17世紀、中国の現実と夢幻世界——』平凡社、1990年、黄仁宇『中国マクロヒストリー』東方書店、1994年、がある。

目次

序章 清代中国の地域支配についての理解と史料
                  
第一篇 徴税機構の再編
第一章 税糧包攬の展開
第二章 自封投櫃制の構造
第三章 紳衿による税糧包攬と清朝国家
第四章 黄六鴻の編審論

第二篇 清朝と在地勢力
第五章 清朝の江南統治と在地勢力
第六章 康煕年間の浙江在地勢力
第七章 雍正紳衿抗糧処分考
第八章 浙江観風整俗使の設置について

第三篇 郷村管理と地方文献
第九章 地方志の編纂と地域社会
第一〇章 郷村組織再編の一過程——蘇州呉江・震沢の場合を例にして——
第一一章 郷村組織と地方文献——蘇州洞庭山の郷村役を例にして——
第一二章 浙江天台県の図頭について

終章

附篇
一 書評:岸本美緒著『明清交替と江南社会——17世紀中国の秩序問題』
二 書評:岩井茂樹著『中国近世財政史の研究』


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