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回想五十年 慶應義塾と私

回想五十年 慶應義塾と私

四六判 240ページ 上製
定価:3,000円+税
ISBN978-4-7664-1346-5 C95
奥付の初版発行年月:2007年04月

内容紹介

わが人生に感あり。
学徒動員による戦争体験から復学後のマス・コミュニケーション研究者としての歩み、そして、大学経営に関わるなかで直面した大学紛争の激動——。
いま静かに振りかえる「私の慶應義塾史」。


生田正輝(いくた まさき)
慶應義塾大学名誉教授、放送倫理・番組向上機構評議員会議長。法学博士。1923(大正12)年、兵庫県生まれ。1947(昭和22)年、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。1957年、慶應義塾大学法学部教授(マス・コミュニケーション論、情報社会論)。慶應義塾常任理事、同塾長代理、法学部長、新聞研究所(現、メディア・コム)所長、常磐大学人間科学部長、日本新聞学会会長、情報通信学会会長、郵政省電波監理審議会会長、(財)日本ユニフォームセンター会長等を歴任。
著書に『マス・コミュニケーションの諸問題』『マス・コミュニケーションの研究』『コミュニケーション論』『新聞報道のあり方』(いずれも慶應通信)、『新聞を斬る』(サンケイ出版)、『放送研究入門』(共著・日本放送出版協会)等多数。

目次

まえがき

1 予科入学の頃
  入学と礼法講習  「塾長訓示」  せめてもの青春  軍事教練あれこれ  

2 学徒動員
   出征前夜  故郷での大騒ぎ  「最後の慶早戦」
   「死ぬな」といった人たち  

3 軍隊という世界
  初年兵の頃  延吉の関東軍予備士官学校  初めての戦闘
  内地転属と終戦  

4 復学後の塾生生活
  焼け野が原の三田山上  軍服姿の塾生たち  本科の先生がた
  創立九十周年記念式典  

5 繰り上げ卒業
  九月卒業  二十二年三田会  「幻の門」の門標  

6 あわただしい助手時代
  助手と「お餅代」  旧徳川邸の新聞研究室  農業高等学校の講師
  時事新報社への内地留学  CIEのアドヴァイザー  日本新聞学会の創立  

7 助教授時代の思い出
  無我夢中の初講義  結婚と新居の建築  最後の旧制学位  

8 ハーバード大学留学
  留学決定まで  ボストンへの道のり  ケネディとTⅤディベイト
  諸州遍歴  AEJ大会への出席  

9 ヨーロッパ貧乏旅行
  グリーンランドからヨーロッパへ  ピンからキリまでのホテル
  スイスとオーストリアの印象  壁のあったベルリン  イギリス人気質
  大変な付けを残した留学  

10 体育会とのえにし
   グランドホッケー部の部長に  体育会理事となって  小泉先生の死と野球部最下位  六大学野球の始球式  ソッカー部   とのかかわり 五塵会というゴルフ会  

11 常任理事の時代
  常任理事となって  医学部担当から塾長代理まで  工学部の矢上台復帰  幻の北鎌倉新キャンパス  

12 大学紛争とのかかわり
  「宝」を得た大学紛争  いわゆる「米資闘争」  紛争と体育会  ある「慶應馬鹿」の死  

13 大学紛争の渦中にあって
  紛争で見た塾の気風  塾長会見あれこれ  二度にわたる軟禁  機動隊の導入  寄付行為改訂の動き  父の死
 
あとがき


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