ソ連・ロシアの核戦略形成
B7 248ページ 上製
価格：3,850円 (消費税：350円)
ISBN978-4-7664-0902-4(4-7664-0902-7) C3031
奥付の初版発行年月：2002年04月 ／ 発売日：2002年04月上旬
価格：3,850円 (消費税：350円)
ISBN978-4-7664-0902-4(4-7664-0902-7) C3031
奥付の初版発行年月：2002年04月 ／ 発売日：2002年04月上旬
内容紹介
核戦略を中心に据えた包括的な国家戦略である「軍事ドクトリン」に着目し、冷戦初期のソ連・冷戦後のロシアが核時代を生きのびるためにとった外交の基本戦略を明らかにします。
我が国のロシア外交研究において、本書のような軍事戦略を視野に入れた国家戦略研究は非常に少なく、貴重な研究書と言えます。
著者は第一級の資料に基づくソ連・ロシア研究で定評があります。
1946年生。慶應義塾大学大学院博士課程修了。学術博士。ソ連・ロシアの外交・軍事専門家。
目次
[第1部] 戦後ソ連の核戦略の形成とフルシチョフ
第1章 フルシチョフとジューコフの戦略思想
第2章 フルシチョフの戦略思想
第3章 キューバ危機とフルシチョフ失脚
[第2部] エリツィン政権の国家戦略
第4章 冷戦後ロシアの軍事戦略
第5章 第2期：対米パリティー放棄
第6章 第3期：ミニソ連化・スターリン化のプーチン政権
[第3部] ロシアの国家戦略と中国との「パートナーシップ」
第7章 ロシア主導の「パートナーシップ」
第8章 「戦略的パートナーシップ」への発展
第9章 「新冷戦」と中ロ「パートナーシップ」