大学出版部協会

 

性差と階級イギリス女性工場監督職の史的研究

イギリス女性工場監督職の史的研究 性差と階級

B7 280ページ 上製
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-7664-0844-7(4-7664-0844-6) C3036
奥付の初版発行年月:2001年05月 / 発売日:2001年05月上旬

内容紹介

イギリスでは1802年に工場法が制定され、これは世界最初の社会政策と言われる。この工場法の実効を確保するため、監督職がおかれた。本書は、1893年に初めて設置された女性監督職が、中産階級女性の仕事として認知・確立されていく過程を克明に分析し、日本におけるイギリス社会政策研究の水準を飛躍的に高めた研究書である。
社会政策研究分野での新しい研究成果。



1951年生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒。
慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。
佐賀大学、立教大学を経て、現在、早稲田大学社会科学部教授。専攻は社会政策。
著訳書に『現代日本の女性労働』(日本評論社、1990)、共訳『女は「何処で」働いてきたか』(法律文化社、1990)など。

目次


序章  イギリス工場法・工場監督職研究の歩み

第1章 女性工場監督官の任命 

第2章 女性工場監督職の組織編制

第3章 男女工場監督職の「融合」

第4章 女性工場監督官の経歴

第5章 女性工場監督官の日記

終章  イギリス工場監督職における性差と階級

補論  女性労働協議会 1894ー1919


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。