Keio UP選書
奥野信太郎 中国随筆集
B7 272ページ 並製
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-7664-0680-1(4-7664-0680-X) C1395
奥付の初版発行年月:1998年01月 / 発売日:1998年01月上旬
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-7664-0680-1(4-7664-0680-X) C1395
奥付の初版発行年月:1998年01月 / 発売日:1998年01月上旬
内容紹介
学殖豊かな中国文学者、硬軟雅俗とり混ぜた名随筆家、またTVではユーモア溢れるタレント教授として知られた慶應義塾大学教授であった著者が、中国の文学、歴史、風俗、食などを滋味豊かに描いた名品51編。
奥野信太郎(おくの・しんたろう)
中国文学者、慶應義塾大学教授。号、凱南。明治32(1899)年、東京生まれ。昭和43(1968)年、歿す。中国文学の豊かな学殖を謳われながら「論文」を好まず、もっぱら滋味深い随筆に真面目を示す。座談の名手としてラジオ・テレビに活躍した異色の文人教授でもあった。著書に『随筆北京』、『随筆東京』、『詠物女情』、『中庭の食事』、『奥野信太郎随想全集 全7巻』など多数。
目次
Ⅰ 中国文学の魅力
古い道
みはてぬ夢
卯酒の楽しみ
秋の月
中国魂に学ぶ
影
南軒曝背
中国文学と私
玉堂春のこと
論語
始皇帝と李斯と宦官
「西遊記」
梅蘭芳と京劇
曝書
美しい訪問者
『浮生六記』によせて
露伴翁と漢文学